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【数字が語るEURO2020優勝候補の「切り札」ベルギー代表編】デ・ブルイネにもルカクにも誰にも依存していない?

カテゴリ:国際大会

手嶋真彦

2021年06月12日

国際主要大会初優勝にも現実味が十分あるが…

圧倒的な勝率を誇るベルギー代表。勝率は優勝候補8か国の中で群を抜いている。(C)Getty Images

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「これはちょっと、参りましたね……」

 語っているのは数字だ(もちろんこれは想像上の話です。全編、肩の力を抜いてお読みいただけると幸いです)。まあたしかに困惑するのも無理はない。今回は手掛かりがなさすぎる。

「はあ~。ベルギー、やっぱり勝ちすぎです」



 EURO2020が1年遅れでついに開幕した。それはそうと、なぜ「数字」が語っているのか、企画の趣旨をかいつまんで説明すると――。
 
・EURO2020の優勝候補は8か国(と言われている。とりあえずそこは疑わない)。
・ワールドカップやEUROの歴史を紐解くと、意外なヒーローや彗星のごとく出現したラッキーボーイも大会の行方を決定づける切り札となってきた。
・それならば大会をより楽しむために、優勝候補8か国の誰もが知っている切り札(ポルトガルならクリスチアーノ・ロナウド)を踏まえつつ、意外なヒーローやラッキーボーイの候補者たち、すなわち隠れた切り札にもなりえる選手を予想しておこう。
・予想は数字に重きを置く。
・具体的には個人勝率の比較を用いることにする。
・遠い過去まで遡りすぎると最近の実情から離れてしまいかねないので、各国とも直近30試合を分析対象とする。そのうえでEURO2020エントリーメンバー一人ひとりの①出場した試合の勝率、②出場しなかった試合の勝率(不在時勝率)を当該国内で比較する。
・原則的には個人勝率の高い選手、不在時勝率の低い選手の中から、隠れた切り札の候補者を探し出す。
・データの精度を高めるために、親善試合は分析対象の直近30試合からすべて除外する。
・同じ狙いでUEFA加盟国のFIFAランク下位15か国(いわゆる弱小国)との対戦も、分析対象からすべてカットする。
・実際に勝率を比較してみると、意外な発見がいくつもあった(ベルギー代表メンバーの個人勝率一覧はこちら詳しい企画趣旨はこちら)。

 さあ、国際主要大会初優勝にも現実味が十分ある、ベルギー代表の隠れた切り札探しに出かけよう……とは残念ながら誘えない。あらかじめお詫びしておきます。今回のベルギー代表編は企画趣旨に添えません。
 
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