現地時間5月23日、リーグ・アン最終節が行なわれ、リールがアンジェに2-1で勝利。パリ・サンジェルマン、モナコの追撃をかわし、稀に見る大混戦を制して10シーズンぶりの優勝を飾った。
その最終節の前に発表されたUNFP(全国プロサッカー選手連合)が選ぶリーグ・アン年間最優秀選手賞をパリSGのキリアン・エムバペが受賞した。
この賞はリーグ・アンとリーグ・ドゥ(2部)に所属する選手、監督、オーナーや会長、審判らの投票で決まるフランスの権威ある賞のひとつで、エムバペは最終候補者のネイマール(パリSG)、ブラク・ユルマズ(リール)、メンフィス・デパイ(リヨン)、ウィサム・ベン・ヤーデル(モナコ)を抑えて栄誉を勝ち取った。
18-19シーズンに続いて2度目の受賞(19-20シーズンは4月30日で打ち切られたため受賞者なし)となったエムバペは、今シーズンのリーグ・アンで31試合に出場し、27ゴール・7アシストをマーク。3シーズン連続で得点王に輝く活躍を見せた。
エムバペは、「(受賞を)とても誇りに思う。私を助け、自信を与えてくれたチームメイト、クラブに感謝したい。普段戦っている選手や監督などから“あなたがベストだ”と言われることは、これ以上ない喜びだ」と語っている。
ベスト11にももちろん選出
年間最優秀選手賞を含め、発表された各賞の受賞者は以下の通り。
【年間最優秀選手賞】
キリアン・エムバペ(パリSG)
【年間最優秀若手選手賞】
オーレリアン・チュアメニ(モナコ)
【年間最優秀GK賞】
ケイラー・ナバス(パリSG)
【年間最優秀監督賞】
クリストフ・ガルティエ(リール監督)
【年間最優秀ゴール賞】
ブラク・ユルマズ(リール)
※2021年5月7日のRCランス戦(アウェー)での2点目
【海外でプレーするフランス人最優秀選手賞】
カリム・ベンゼマ(レアル・マドリー)
【ベストイレブン】
GK ケイラー・ナバス(パリSG)
DF ジョナタン・クロース(RCランス)
DF マルキーニョス(パリSG)
DF プレスネル・キンペンベ(パリSG)
DF レイニウド(リール)
MF オーレリアン・チュアメニ(モナコ)
MF ルーカス・パケタ(リヨン)
MF バンジャマン・アンドレ(リール)
FW メンフィス・デパイ(リヨン)
FW ネイマール(パリSG)
FW キリアン・エムバペ(パリSG)
構成●ワールドサッカーダイジェスト編集部