• トップ
  • ニュース一覧
  • 「ユルゲンはラッキー」WBA指揮官がGK弾で劇的勝利のクロップを揶揄。守備対応にも不満「彼はフリーだった」

「ユルゲンはラッキー」WBA指揮官がGK弾で劇的勝利のクロップを揶揄。守備対応にも不満「彼はフリーだった」

カテゴリ:メガクラブ

サッカーダイジェストWeb編集部

2021年05月17日

「試合の最後の数秒でスイッチが切れてしまった」

アラダイス監督が、まさかの失点を振り返った。(C)Getty Images

画像を見る

“ビッグ・サム”が、前代未聞の結末を迎えた一戦を振り返った。英紙『Daily Mail』が伝えている。

 すでに2部降格が決まっているウェスト・ブロムウィッチ・アルビオン(WBA)は現地時間5月16日、プレミアリーグ第36節でリバプールとホームで激突。15分にハル・ロブソン=カヌーが幸先良く先制点を奪うが、33分に警戒していたモハメド・サラーに同点ゴールを奪われてしまう。

 それでも71分、CKからセミ・アジャイがヘディング、これをゴール前のカイル・バートリーが右足で押し込み、勝ち越しかと思われたが、オフサイドポジションにいたマット・フィリップスがGKアリソンの視界を遮ったとしてノーゴールになってしまう。

 すると、このまま終了かと思われた後半アディショナルタイム5分。CKからまさかのアリソンにヘッドで叩き込まれ、失点。1-2で痛恨の逆転負けを喫した。

【動画】まさかのGKアリソンがドンピシャヘッドで劇的弾!決定的瞬間はこちら
 
 試合後、インタビューに応じたサム・アラダイス監督は、「フィリップスがGKの前にいようがいまいが、あのボールをGKがセーブすることはありえない」と、オフサイドで得点が認められなかったことに怒りを露わに。そのうえで、ブラジル代表守護神に許したプレミアリーグ史上初のGKによるヘディング弾には、「試合の最後の数秒でスイッチが切れてしまった」として、こう嘆いている。

「彼は6フィート3インチ(190.5センチ)もあるのだから、我々はもっと大きな選手が対応するべきだった。質の高いボールと質の高いヘディングだったが、彼はフリーだった」

 また、66歳のイングランド人指揮官は、奇跡的に勝点3を拾ったリバプールのユルゲン・クロップ監督にも“口撃”している。

「ユルゲンは、いつも自分が正しいと思っているだろう? 彼はいつも正しいよ。そして今夜、彼はラッキーな男であり、彼もそれを知っている」

 これまでにニューカッスルやウェストハム、クリスタル・パレス、エバートン、イングランド代表などで通算500試合以上の指揮を執ってきた百戦錬磨の老将も、今回ばかりは初めての経験だったに違いない。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部
【関連記事】
「誰もついてこなかった」涙の劇的ヘディング弾のGKアリソンが得点場面を回想!「僕が見た中で最高の…」
「苦しみを味わった」37節で今季初ゴールの久保建英が本音を吐露。“冷遇”指揮官には「プレーできない時も、監督は…」
「キャプテン翼か」「日本のマラドーナだ」久保建英が投稿した“上空からのゴラッソ動画”が大反響!マドリーの17歳・中井卓大も祝福
なぜマドリー中井卓大は“3つ飛び級”でトップチームの練習に招集されたのか? 現地紙は「補うため」
東京五輪の登録メンバー18人を識者が大予想!「最終ラインの3人はA代表のレギュラー。ボランチは遠藤航のOA招集ではなく…」

サッカーダイジェストTV

詳細を見る

 動画をもっと見る

Facebookでコメント

サッカーダイジェストの最新号

  • 週刊サッカーダイジェスト なでしこJに続け!
    4月10日発売
    U-23日本代表
    パリ五輪最終予選
    展望&ガイド
    熾烈なバトルを総力特集
    詳細はこちら

  • ワールドサッカーダイジェスト ガンナーズを一大特集!
    5月2日発売
    プレミア制覇なるか!?
    進化の最終フェーズへ
    アーセナル
    最強化計画
    詳細はこちら

  • 高校サッカーダイジェスト 高校サッカーダイジェストVo.40
    1月12日発売
    第102回全国高校選手権
    決戦速報号
    青森山田が4度目V
    全47試合を完全レポート
    詳細はこちら

>>広告掲載のお問合せ

ページトップへ