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大岩剛監督も高評価!! プロ注目の神村学園2年生FW、初のU-18日本代表で進化を証明。圧巻2発で存在感!

カテゴリ:高校・ユース・その他

松尾祐希

2021年05月11日

昨冬の選手権では1年生ストライカーとして決勝点もゲット

神村学園の2年生FW福田がU-18日本代表で存在感を示した。写真:松尾祐希

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 2試合で2ゴール。チームは1勝1敗で自身の出来も得点以外は納得できるパフォーマンスではない。だが、残したインパクトは強烈だった。

 5月5日から9日までU-18日本代表は福島県のJヴィレッジで合宿を行ない、7日と9日には関東大学選抜とトレーニングマッチを45分×3本で実施した。初戦は劣勢を跳ね返して4-3で逆転勝利を収めたが、9日は1-6で惨敗。とりわけ2度目のゲームは成す術なく敗れ、27名の選手は一様に項垂れた。

 2年後に開催されるU-20ワールドカップの予選は来年。選手たちの成長が待たれる中で、今回の活動で可能性を感じた選手がいないわけではない。神村学園のFW福田師王(2年)だ。

 最大の持ち味は豊富なシュートバリエーションと決定力の高さで、“ゴールを奪う能力”は高校年代で頭ひとつ抜けている。また、ここ一番での勝負強さも光り、昨年度の高校サッカー選手権では2回戦の近江戦で決勝点を挙げた。
 
 まさに“FWらしいFW”――。一つ下のU-17日本代表で常時招集されていたが、今回が初のU-18代表となる中でどのようにして持ち味を発揮するか注目が集まっていた。

 その中で奪った2つのゴール。いずれも簡単なシュートではなく、センスを感じさせる一撃で“らしさ”を存分に発揮した。

 7日の試合で決めたゴールは1対1の形から。1-2で迎えた3本目の12分に遠山悠希(京都サンガU-18/3年)からスルーパスを受けると、咄嗟の判断から右足のアウトサイドでシュート。「GKの股下が空いているのは見えていた」と冷静に状況を見極め、ネットを揺らした。

 続く9日のゲームでは的確な位置取りから抜群のゴールセンスを発揮。1本目の18分にMF山崎倫(大宮アルディージャU18/3年)が左サイドから中に切れ込んで、右足でシュートを放つと、このこぼれ球に福田が反応。ペナルティアーク付近から右足を振り抜き、ゴールへ流し込んだ。2点目の場面ではクロスを想定し、ニアサイドに入っていたとしても不思議ではない。しかし、福田はゴール前にスペースがないと判断。「ニアサイドで味方が潰れてくれたので、ファーサイドやマイナスのボールに合わせる位置が空くと感じていた」と振り返った通り、ゴールを奪うために最適なポジションを取っていたことが結果に繋がった。

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