大学サッカー界を牽引する関東リーグ。地域選抜対抗戦「デンチャレ」決勝でも強さ際立つ!

カテゴリ:大学

安藤隆人

2021年03月08日

決勝は関東選抜Aと関東C・北信越選抜の対戦に

決勝は関東A対関東C・北信越の対戦となり、3-1で前者が勝利を収め、優勝を飾った。写真:安藤隆人

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 デンソーカップチャレンジサッカー熊谷大会(以下・デンチャレ)の決勝が7日に行なわれ、関東選抜Aが関東C・北信越選抜を3-1で下して優勝に輝いた。

 横浜F・マリノス入団内定のDF角田涼太朗と浦和レッズ入団内定のDF宮本優太を筆頭に、プロ入りが濃厚のMF田部井涼、安居海渡、DF佐々木旭ら3年生、そしてU-19日本代表のFW大森真吾とDF山﨑大地ら2年生と、錚々たるメンバーを擁する関東選抜A。
「関東のレベルの高さを示すためにも、関東のA選抜が負けるわけにはいかなかった」と角田が語ったように、大学サッカー界を牽引する関東大学リーグのトップ選抜として、関東選抜Aの選手たちは確固たる決意でデンチャレに臨み、見事にその責務を果たした格好となった。

 初戦は今大会初参戦の日本高校選抜の粘りに苦しみ、まさかの1-1のドロー発進となったが、第2戦の関西選抜に2-0と快勝を収めてからは、「短期決戦だったけど、試合とミーティングを通じて『チーム』になってきたとみんな感じていた」(安居)と勢いに乗り、準決勝では関東B・北信越選抜を2-0で下して、決勝までコマを進めた。

 決勝の相手は準決勝で九州選抜を4−3の接戦で下した関東C・北信越選抜。試合展開は決して楽なものではなかった。

 立ち上がりから関東選抜Aが攻勢に出るが、チャンスを決めきれず、31分にカウンターからMF荒木駿太に先制点を許した。それでも36分にMF菊地泰智が左サイドを突破して折り返したボールを最後はMF白井海斗が押し込んで、すかさず同点に追いつく。

 さらに猛攻を仕掛ける関東選抜Aは、44分には右CKからゴール前でFW山田新が粘って繋いだボールを角田が反転シュート。これをゴールライン上で関東C・北信越選抜のMF大森渚生の手に直撃した。このプレーで主審はPKの判定を下し、大森(渚)が一発レッドで退場となった。

 これを関東選抜Aの大森(真)が冷静に決めて、試合をひっくり返し、さらに数的優位を手にしたが、後半は10人の相手の堅守と鋭いカウンターに苦しめられた。

「かなり不利な状況に追い込まれたが、選手たちが10人になったことを感じさせないほどハードワークをしてくれた」と安武亨監督が語ったように、関東C・北信越選抜は4-4-1のブロックを敷き、2ラインで堅守を構築。奪ったボールを後半から投入されたFW小森飛絢に当てて、2列目以降がスプリントをして関東選抜A陣内になだれ込んだ。62分に小森がコントロールした胸トラップからバー直撃の反転ボレーを放つなど、関東選抜Aをヒヤリとさせるシーンも作り出した。

 だが、残り5分に関東C・北信越選抜が後ろを3バックに変えて、攻撃にウェイトを置いたところを見逃さなかった。関東選抜Aの川津博一監督は白井に代えて、裏への抜け出しを得意とするFW飯島陸を投入。飯島が果敢に3バックの間や裏のスペースを突いて決定機を作り出して流れを引き寄せると、89分には相手のラインが下がった隙を見逃さず、山原がペナルティエリア内で3人に囲まれながらも豪快なシュートでゴールをこじ開けた。
 

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