中咽頭がんの治療の為、芸能活動を一時休養していたお笑いコンビ・ペナルティのワッキー（脇田寧人）さんは２月14日、自身のツイッターを更新し、仕事復帰を伝えた。

　ワッキーさんは、昨年６月に自身のSNSで中咽頭癌のステージ１であることを告白。入院して治療に専念し、８月には退院を報告していた。

　北海道出身のワッキーさんは、高校時代に千葉県の名門・市立船橋高で主にFWとして活躍。在学時にインターハイで全国制覇を経験し、冬の高校選手権にも出場した。

　その後、同校の先輩ヒデ（中川秀樹）さんとお笑いコンビ「ペナルティ」を結成。ボケを担当し、お茶の間の人気者として活躍する傍ら、J１の年間306試合をすべて視聴するほどのJリーグファンとしても広く知られている。治療期間中にも、毎節「ワッキーのJ１ベストイレブン」やゴール以外の部分にも目を光らせた「ナイスプレー」をセレクトして投稿するなど、サッカー愛に溢れたSNS活動などを行なっていた。
 

　そんなワッキーさんは、14日に自身のツイッターで「本日 私ワッキー、ペナルティのYouTubeで仕事復帰する事になりました！３日前に撮ったものですがちょっと、お恥ずかしい事になっているかもです。よかったら見てください！」と公式YouTubeチャンネル『ペナルティちゃんねる』での、仕事復帰１本目となる動画を投稿した。

「祝ペナルティ・ワッキー復帰！ヒデに10ヶ月ぶりの再会ドッキリで涙」と題打たれた７分40秒ほどの動画では、相方ヒデさんが会議をしているところにドッキリで参加するというモノ。ワッキーさんが会議室に入ると、それを見たヒデさんは立ち上がり部屋の隅で涙を隠しながら背中を向けたまま会話をする一面も見られた。

　この投稿にファンから「ワッキーお帰り！」「言葉に表せないぐらい嬉しいです」「ホント素敵なコンビだわ」「待ってました！ワッキーさんがしてるサッカーの話が、一番好きです」「YouTube見て泣いてしまいました。元気そうで良かった」など多くのコメントが寄せられている。

　２月20日の富士ゼロックス・スーパーカップ、２月26日からのJ１リーグ開幕と新シーズンが始まる日本のサッカー界に、頼もしい助っ人が戻ってきた。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部