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鎌田大地が幸運な“ワンタッチヒール”で先制点アシスト! フランクフルトは4連勝で10試合負け無し、暫定3位浮上

カテゴリ:海外日本人

サッカーダイジェストWeb編集部

2021年02月15日

フランクフルトは今年に入って負け無し

非常に軽いタッチのヒールパスで先制点を演出したほか、要所でのチャンスメークも光った鎌田。(C)Getty Images

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 現地時間2月14日、ブンデスリーガ第21節が行なわれ、長谷部誠と鎌田大地が所属するフランクフルトはホームに前節でボルシアMGを破ったケルンを迎えた。

 長谷部はボランチ、鎌田は2シャドーの一角で先発したフランクフルトも、これまで9試合無敗と調子が上向いており、好調を誇る2チームの見ごたえある対峙となった。

 試合の序盤で主導権を握ったのはケルン。FWエマニュエル・デニスに度々走り込まれ、左右サイドからの波状攻撃に追われ、激しいプレッシングに手をやき、ホームチームはなかなかボールを保持することができない。

 そんななかでも長谷部が中盤から積極的に上がってDFラインを押し上げ、少しずつポゼッションを高めて攻め込む場面が増える。23分、右サイドからのクロスに中央でフリーだった鎌田が頭で合わせるが、うまくミートせずにゴールネットを揺らすことができない。

 30分にも鎌田がゴール前でミドルシュートを放つが、これはケルンGKに防がれ、40分にはエリア左でDF1枚を引きはがして中央にグラウンダーのクロスを送るが、飛び込んだコスティッチとやや合わず、ゴールに結びつかない。

 前半はスコアレスで折り返し、53分に左サイドのコスティッチからA・シウバがヘディングでネットを揺らす。だが、クロスを上げる前にゴールラインを割ってしまい、先制点は幻に。
 
 多忙の先制点は57分、カウンターから攻めあがったデュラムがエリア中央でグラウンダーのシュートを放つ。この軌道にいた鎌田がコントロールしようとヒールで触れた結果、やや角度がズレたパスがゴール前に流れる。これをA・シウバが浮かせたシュートで流し込み、先制点を奪った。

 ケルンは1点を奪い返すべく攻勢を強め、左右サイドからフランクフルトを揺さぶるが、74分には長谷部が体を張ったディフェンスで絶好機を潰す。

 そして79分、左CKを獲得すると、コスティッチのクロスにエヌディカが合わせて追加点。2-0でケルンを突き放した。試合はそのまま終了し、鎌田は82分までプレー、長谷部はフル出場で勝利に貢献した。
 
 フランクフルトはこれでリーグ戦4連勝、10試合負け無しで暫定3位に浮上。次節はホームでバイエルンと対戦する。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部
 
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