サンプドリアの『マジンガー』が吉田に賛辞
21節を消化したセリエAで、リーグ10位タイとなる失点数(32)は、酷評には値しないだろうが、満足できる数字でもない。1試合平均で1.5失点ということは、勝つために2点が必要ということになる。
吉田麻也が所属するサンプドリアは、今シーズンの21試合でクリーンシートが2試合(4節ラツィオ戦と19節パルマ戦)しかない。クラウディオ・ラニエリ監督も、不注意からの失点の多さを嘆いてもいる。
そんなサンプドリア守備陣の中で、もっとも信頼できるのは吉田という意見を述べたのが、かつてサンプドリアでDFとしてプレーしたジョバンニ・グエッリーニだ。189センチという体躯とフィジカルの強さから「マジンガー」の愛称で親しまれた人物だ。
「見直すべき守備。だが、『マジンガー』はヨシダを救う」という見出しで地元紙『Il Secolo XIX』が報じた記事の中で、グエッリーニは「今のCB陣で私がもっとも好きなのはヨシダだ」と話した。
「あまり見えず、人目を引くわけではないのだが、常にいてくれるからね。わたしは、試合後にメディアで話題にならないときは、DFがよくやっているという考えを変えていない。それは、やるべきことをやったという意味なんだ」
吉田麻也が所属するサンプドリアは、今シーズンの21試合でクリーンシートが2試合(4節ラツィオ戦と19節パルマ戦)しかない。クラウディオ・ラニエリ監督も、不注意からの失点の多さを嘆いてもいる。
そんなサンプドリア守備陣の中で、もっとも信頼できるのは吉田という意見を述べたのが、かつてサンプドリアでDFとしてプレーしたジョバンニ・グエッリーニだ。189センチという体躯とフィジカルの強さから「マジンガー」の愛称で親しまれた人物だ。
「見直すべき守備。だが、『マジンガー』はヨシダを救う」という見出しで地元紙『Il Secolo XIX』が報じた記事の中で、グエッリーニは「今のCB陣で私がもっとも好きなのはヨシダだ」と話した。
「あまり見えず、人目を引くわけではないのだが、常にいてくれるからね。わたしは、試合後にメディアで話題にならないときは、DFがよくやっているという考えを変えていない。それは、やるべきことをやったという意味なんだ」
現在のサッカーでは、守備が本職のDFでも攻撃面での貢献を求められる。グエッリーニは「私はあの時代でよかったよ。当時は私のように高くてデカい選手はいなかったが、今はみんなそうだし、もっと大きい」と続けている。
「(オマール・)コリーやヨシダは私と同じ高さだが、当時、求められていたのとは大きく異なることを求められる。我々のような昔のDFは、1対1のマークだけだった。組み立てなんて話題にならなかった。それはせいぜい、あってリベロだった」
だが、その昔とは異なる役割をこなさなければならない現在のCBというポジションを、守備の国イタリアでこなしていくことは、間違いなく吉田の経験値につながっている。
サンプドリアは、現地時間14日に開催されるセリエA第22節でフィオレンティーナとホームで対戦する。リーグワースト2位の21得点と得点力不足が深刻なチェーザレ・プランデッリ監督のチームを相手に、吉田を中心としたサンプドリア守備陣はクリーンシートをマークできるだろうか。
構成●サッカーダイジェストWeb編集部
「(オマール・)コリーやヨシダは私と同じ高さだが、当時、求められていたのとは大きく異なることを求められる。我々のような昔のDFは、1対1のマークだけだった。組み立てなんて話題にならなかった。それはせいぜい、あってリベロだった」
だが、その昔とは異なる役割をこなさなければならない現在のCBというポジションを、守備の国イタリアでこなしていくことは、間違いなく吉田の経験値につながっている。
サンプドリアは、現地時間14日に開催されるセリエA第22節でフィオレンティーナとホームで対戦する。リーグワースト2位の21得点と得点力不足が深刻なチェーザレ・プランデッリ監督のチームを相手に、吉田を中心としたサンプドリア守備陣はクリーンシートをマークできるだろうか。
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