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「傑作と言えるタックルで…」C・ロナウドを封じた吉田麻也に伊メディアが賛辞「ヨシダは完璧だった」

カテゴリ:メガクラブ

サッカーダイジェストWeb編集部

2021年01月31日

C・ロナウドを2度も食い止めた吉田

大エースのC・ロナウドに果敢なマッチアップを挑み、見事に勝利した吉田。 (C) Getty Images

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 現地時間1月30日に開催されたセリエA第20節で、本拠地で3位のユベントスを迎え撃った10位のサンプドリアは0-2で敗れた。20分にフェデリコ・キエーザに先制点を奪われ、後半アディショナルタイム1分にラムジーのゴールでダメ押しをされた。

 絶対王者に地力の差を見せつけられたサンプドリアにあって、小さくない存在感を放ったのが、日本代表DFの吉田麻也だ。CBとして7戦連続先発出場を飾った32歳は、クリスチアーノ・ロナウドを相手に奮闘。42分には、縦パスに反応して裏に抜け出た相手エースから絶妙なタイミングでのタックルでボールをかすめ取り、大ピンチを防いでみせた。

 直後にもC・ロナウドの突破を食い止めるなど、最後の砦として存在感を示した日本代表DFには、現地メディアからも賛辞が寄せられている。

 イタリアのサッカー専門メディア『Calciomercat.web』は、「ヨシダは良かった」と銘打った採点記事において、吉田に及第点以上の「6.5」をつけ、こう寸評を綴った。

「0-1とされた場面でキエーザは味方の選手を振り切ってきたが、日本人DFはポジショニングがズレていた。しかし、前半の終わりのロナウドへのスライディングで完全にミスを帳消しにした。驚くべきことに、それは2回もあった。そこからのヨシダは完璧だった。2点目に関しては完全に間違っていたが、サンプドリア全体として前がかっていた」
 
 また、イタリアの全国紙『Gazzetta dello sport』は、C・ロナウドに焦点を当てた特集記事で、前半終了間際のマッチアップシーンを次のように描写した。

「ベンタンクールからの素晴らしいパスを受け、危険なエリアに侵入したロナウドだったが、掃除をしにきたヨシダの傑作と言えるタックルによってボールは彼の足から吹き飛んでいった。この時のロナウドのアイデアが何であったかは言葉では表わせない」

 ユベントスに敗れたものの、見せ場は作ったサンプドリア。次節は12位のベネベントと対戦するが、再び勝利をもぎ取れるだろうか。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部
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