「なかなかないチャンスだった」
サプライズ発表がされたのは、1月30日だった。ザスパクサツ群馬に所属した2020年シーズン限りで現役引退した元Jリーガーの林陵平が、東京大学運動会ア式蹴球部の新監督に就任したのだ。
Jリーガーが引退後すぐに大学監督に就任するのは超異例。過去には同じく元Jリーガーの林健太郎や岩政大樹などが同大学のコーチを務めたが、OB以外で監督を務めるのは林陵平が史上初だという。
東京大学ア式蹴球部は昨シーズンに東京都大学リーグ2部で2位に食い込み、新シーズンから1部リーグに昇格する。日本最高峰の頭脳を誇る集団が、元Jリーガーにして海外サッカーの知識も豊富な林新監督の下でどんな戦いを見せるのか、大きな注目が集まっている。本人に監督就任までの経緯、チーム作りの構想、そして目標などを聞いた。前編と後編に分けてお届けする。
――まずは監督就任までの経緯を教えてください。東大から初めてコンタクトがあったのは、いつ頃だったんでしょうか?
「最初は12月中旬ごろだったと思います」
――もともと、東大に知人などがいたんですか?
「よく聞かれるんですが、もともと東大と繋がりはまったくなかったです。Jリーグの知人を通じてコンタクトがありました」
――東大のいわゆる強化部のようなところからお話があったということですか?
「はい。東大ア式蹴球部は学生が強化部を担っているんです。彼らが僕のJリーグでの実績、そしてメディアなどでの発信を知ってくれていて。新監督を探している中で、僕が引退するし、ちょうど良いタイミングということでオファーをくれたようです」
Jリーガーが引退後すぐに大学監督に就任するのは超異例。過去には同じく元Jリーガーの林健太郎や岩政大樹などが同大学のコーチを務めたが、OB以外で監督を務めるのは林陵平が史上初だという。
東京大学ア式蹴球部は昨シーズンに東京都大学リーグ2部で2位に食い込み、新シーズンから1部リーグに昇格する。日本最高峰の頭脳を誇る集団が、元Jリーガーにして海外サッカーの知識も豊富な林新監督の下でどんな戦いを見せるのか、大きな注目が集まっている。本人に監督就任までの経緯、チーム作りの構想、そして目標などを聞いた。前編と後編に分けてお届けする。
――まずは監督就任までの経緯を教えてください。東大から初めてコンタクトがあったのは、いつ頃だったんでしょうか?
「最初は12月中旬ごろだったと思います」
――もともと、東大に知人などがいたんですか?
「よく聞かれるんですが、もともと東大と繋がりはまったくなかったです。Jリーグの知人を通じてコンタクトがありました」
――東大のいわゆる強化部のようなところからお話があったということですか?
「はい。東大ア式蹴球部は学生が強化部を担っているんです。彼らが僕のJリーグでの実績、そしてメディアなどでの発信を知ってくれていて。新監督を探している中で、僕が引退するし、ちょうど良いタイミングということでオファーをくれたようです」
――「東大の監督をやってほしい」と言われた時は、率直にどう思われましたか?
「正直、ビックリしましたね。現役中にB級ライセンスは取っていましたが、引退後はよくてコーチや小学生チームの指導が一般的なスタートライン。いきなり大学の監督っていうのは、Jリーグの先輩方でもほとんど聞いたことがなかったですから」
――たしかに、そうですよね。昨年11月中旬に引退発表をされていましたが、将来に関しては「指導者か、強化部門か、メディアかは分からないけど、とにかくサッカーに携わる仕事がしたい」と各所で公言されていましたよね。東大からオファーがきた時は、まだ身の振り方を悩まれていた時期なのでは?
「まさにそうですね。どこからどんなお話をいただけるかも分からなかったので、まだ将来は漠然としていました」
――林さんは自他共に認める「海外サッカーマニア」で、現役中から『ワールドサッカーダイジェスト』や『フットボリスタWEB』で連載を持たれていましたし、1月には書籍(飛鳥新社刊の『Jリーガーが海外サッカーのヤバイ話を教えます』)も出されていました。だからメディアでの引きも多かったはずですが、その中であえて東大の監督を引き受けたのはなぜですか?
「やっぱり、なかなかないチャンスだったというのが一番大きいですかね。さっき言った通り、すごく異例のオファーだったと思うので」
――ご自分の人生設計の中で、「いつかは指導者をやりたい」という思いはあったわけですよね?
「引退してから2、3年で、サッカー界で自分が本当に何をやりたいのか、何が向いているのか、っていうのを見極めたいとは思っていました。ジャンルとしては指導者、チーム強化、メディアなどですね。でも、すべてはオファーがないと何も経験できない。だから、オファーをいただけるってことは本当に幸せなことです。これは現役中と同じですね」
「正直、ビックリしましたね。現役中にB級ライセンスは取っていましたが、引退後はよくてコーチや小学生チームの指導が一般的なスタートライン。いきなり大学の監督っていうのは、Jリーグの先輩方でもほとんど聞いたことがなかったですから」
――たしかに、そうですよね。昨年11月中旬に引退発表をされていましたが、将来に関しては「指導者か、強化部門か、メディアかは分からないけど、とにかくサッカーに携わる仕事がしたい」と各所で公言されていましたよね。東大からオファーがきた時は、まだ身の振り方を悩まれていた時期なのでは?
「まさにそうですね。どこからどんなお話をいただけるかも分からなかったので、まだ将来は漠然としていました」
――林さんは自他共に認める「海外サッカーマニア」で、現役中から『ワールドサッカーダイジェスト』や『フットボリスタWEB』で連載を持たれていましたし、1月には書籍(飛鳥新社刊の『Jリーガーが海外サッカーのヤバイ話を教えます』)も出されていました。だからメディアでの引きも多かったはずですが、その中であえて東大の監督を引き受けたのはなぜですか?
「やっぱり、なかなかないチャンスだったというのが一番大きいですかね。さっき言った通り、すごく異例のオファーだったと思うので」
――ご自分の人生設計の中で、「いつかは指導者をやりたい」という思いはあったわけですよね?
「引退してから2、3年で、サッカー界で自分が本当に何をやりたいのか、何が向いているのか、っていうのを見極めたいとは思っていました。ジャンルとしては指導者、チーム強化、メディアなどですね。でも、すべてはオファーがないと何も経験できない。だから、オファーをいただけるってことは本当に幸せなことです。これは現役中と同じですね」
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