主軸が抜けたチームの好調を支える
新型コロナウイルスの影響でスタートが遅くなった今季のブンデスリーガは、第13節で今年のスケジュールが終わった。前半戦で、第12節まで首位に立っていたのは、絶対王者バイエルンではなく、レバークーゼンだった。
シーズン前の評判は、そこまで高くなかった。これまで大黒柱として必須の存在だったカイ・ハベルツがチェルシーへ、そして副キャプテンで主軸だったFWケビン・フォラントはモナコへと移籍。その穴は簡単には埋まらないだろうという見方が強かったが、ふたを開ければ、第13節でバイエルンに敗れるまで、無敗を誇っていた。
シーズン前の評判は、そこまで高くなかった。これまで大黒柱として必須の存在だったカイ・ハベルツがチェルシーへ、そして副キャプテンで主軸だったFWケビン・フォラントはモナコへと移籍。その穴は簡単には埋まらないだろうという見方が強かったが、ふたを開ければ、第13節でバイエルンに敗れるまで、無敗を誇っていた。
好調の要因は多くあるが、そのうちの一つにあげられるのが、17歳フロリアン・ヴィルツの活躍だろう。ヴィルツはドルトムントのユスファ・ムココと並び、ドイツサッカー界が抱える秘宝の一人といっても過言ではない。
もともとヴィルツはケルン育ちだ。ケルンのU-17チームでドイツ王者にも輝いた。だが、ケルンサイドがヴィルツとの契約にのんびりしている間に、レバークーゼンが本腰を入れて獲得に乗り出した。元レバークーゼンSDのライナー・カルムントがその裏事情について、エクスプレス紙の取材に答えている。
「ケルンやレバークーゼン関係者、そしてフロリアンの父親、彼らの親しい友人から話を聞いたことがあるが、ケルンは動き出すのが遅すぎた」
もともとヴィルツはケルン育ちだ。ケルンのU-17チームでドイツ王者にも輝いた。だが、ケルンサイドがヴィルツとの契約にのんびりしている間に、レバークーゼンが本腰を入れて獲得に乗り出した。元レバークーゼンSDのライナー・カルムントがその裏事情について、エクスプレス紙の取材に答えている。
「ケルンやレバークーゼン関係者、そしてフロリアンの父親、彼らの親しい友人から話を聞いたことがあるが、ケルンは動き出すのが遅すぎた」