ヴィッセル神戸のMFアンドレス・イニエスタが12月16日、自身のSNSを更新。ベッドの上で元気な姿を見せている。

　イニエスタは、７日に行なわれたアジア・チャンピオンズリーグ（ACL）の決勝トーナメント１回戦・上海上港戦に先発出場し、31分には貴重な先制ゴールを挙げるなど、勝利に大きく貢献。しかし試合中に足を痛め、68分に途中交代を余儀なくされていた。

　怪我の状態を心配されたイニエスタだったが、10日に行なわれた準々決勝の水原三星戦では延長後半の113分から途中出場。何も問題なくプレーしていたように見えたが、PK戦のキッカーを務めた際には、右足の太ももを抑え痛みに耐える素振りを見せ、次戦の準決勝ではベンチ外となっていた。

　そのなかで16日にはクラブが、右大腿直筋近位部腱断裂で全治4か月となり、バルセロナ市内の病院で手術を15日に行ない、無事に成功したと伝えていた。

　今季どころか来季開幕も絶望となり、多くのファンの間で嘆きの声が広がるなか、元スペイン代表は病室でサムアップする写真をアップ。「みなさん、こんにちは！」と一言添えると、続けて以下のように手術に至った背景や、現在の心境を明かした。

「先週のスウォンとのACL準々決勝の試合で、右大腿直筋近位部腱断裂をしました。さまざまなテストと医療チームとの協議の結果、これからのリハビリや回復状況と安全性を高めるためにも手術という決断に至りました。

　手術は成功し、今はとても良い状態です。大好きなサッカーを楽しむためにも、出来るだけ早く回復出来るように精一杯リハビリに励みたいと思います。

　ヴィッセル神戸のサポート、クラブの医療サービス、そしてラモン・クガット医師団に心から感謝します。みなさんに本当にありがとうございます」（原文ママ）
 

　力強い復活宣言には世界中のファンが反応。コメント欄には様々な言語での励ましのメッセージが溢れている。

「元気になってねキャプテン」
「1日でも早く回復しますように」
「ピッチであなたの魔法を見せてください」
「私にとってあなたは世界最高の選手です」
「今まで以上に強くなって帰ってくるぞ！」 
「天才の回復、神のご加護を」
「復帰待ってます！！」
「すぐにあなたはより強くなって戻ってくるだろう」

　しばしの間、背番号８の“魔法”は見られなくなるが、完全復活しスケールアップして戻ってくることを楽しみに待ちたい。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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