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【川崎】中村憲剛が魅せた小林悠とのホットライン!リーグ戦“等々力ラストマッチ”を沸かす

カテゴリ:Jリーグ

サッカーダイジェスト編集部

2020年12月16日

小林へ秀逸なアシスト

小林へのアシストを記録した中村。勝利に貢献した。(C)SOCCER DIGEST

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[J1リーグ33節]川崎3-1浦和/12月16日/等々力

 12月16日に等々力陸上競技場で川崎と浦和の一戦が行なわれ、川崎が3-1で勝利した。

 最終節はアウェーの柏戦となるため、川崎にとっては今季のリーグ戦でのホームラストマッチ。そして今季限りで現役を引退する中村憲剛にとってもリーグ戦での“等々力ラストマッチ”となった。

 先発出場した中村は17分には小林悠、登里享平とのコンビネーションから鋭いラストパスを通すなど“らしさ”を発揮してチャンスを演出。前半は0-1のビハインドで折り返すも、後半にはチームが逆転。そして61分には圧巻のプレーを見せる。

 相手ペナルティエリア右の角あたりでボールを受けた中村は、身体を反転させながら右足でクロス。これを小林がDFと競りながら巧みに合わせてチーム3点目を奪ったのだ。

 以前、小林は中村に引退の決意を伝えられた際にこんな話をしていた。

「俺はケンゴさんに決めさせてもらっていたんだなと実感しました。俺はケンゴさんがいたからやれたんだなと。引退すると言われた時は、泣きながらそれを伝えました。ケンゴさんがいたから、ここまでゴールを積み重ねられたと。本当にありがとうございますと」

 そんなエピソードを振り返ると、このゴールの感慨深さもさらに増してくる。
 
 試合後、鬼木達監督は「研ぎ澄まされた部分が出ました。(クロスを)上げたケンゴも、入っていたユウも、ホーム最終戦で2人の姿を見せられたのは良かったと思います」と賛辞を送った。

 中村は今季初のフル出場。試合終了後には、主審からこの日のボールをプレゼントされ、チームメイト、浦和の選手たちと健闘を称え合いながら、サポータへ挨拶をした。

取材・文●本田健介(サッカーダイジェスト編集部)
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