「何もできなかった」スペインに“史上初”の6点差大敗を喫したドイツ、レーブ監督は茫然…。「暗い、暗い日となった」

カテゴリ:ワールド

サッカーダイジェストWeb編集部

2020年11月18日

ビアホフは「まだ信頼している」と続投を強調

試合後、呆然とした表情を浮かべながら敵将L・エンリケと挨拶を交わすレーブ監督(左)。(C)Getty Images

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 かつてブラジルに屈辱を味わわせたドイツだが、今度は自分たちが苦杯をなめさせられた。

 11月17日、ネーションズ・リーグのリーグAグループ4で衝撃のスコアが生まれた。2014年のワールドカップ(W杯)王者ドイツが、スペインに0-6と完敗したのだ。

 スペインはアルバロ・モラタが先制点を挙げると、フェラン・トーレス、ロドリと前半のうちに2点を加える。後半にF・トーレスがさらに2点を加えてハットトリックを達成すると、最後はミケル・オジャルサバルがダメを押した。

 UEFAによると、ドイツが6点差で敗れたのは、1931年のオーストリア戦以来で、FIFA公認の国際試合では初めてのことという。2014年W杯ではブラジルに7-1と大勝し、ホスト国を泣かせたドイツだが、今回は同じ点差で自分たちが手痛い黒星を喫した。

 米スポーツチャンネル『ESPN』によると、ヨアヒム・レーブ監督は試合後に『ARD TV』で「勇敢でありたかったが、何もうまくいかなかった」と嘆いている。

「先制されてから、われわれはコンセプトを捨ててしまった。ポジションをとれず、スペースを空けてしまった。組織がなかった。コミュニケーションがなかった。きょうはあらゆる面で悪かった。ポジティブなことは何もなかったよ。暗い、暗い日となった」
 ブラジルW杯で栄光を手にしたドイツだが、続く2018年のロシアW杯ではまさかのグループステージ敗退に終わっている。世界王者となって以降の成績にこの日の大敗と、レーブ監督への重圧が高まるのは不可避だ。

 ESPNは、レーブ監督が試合後の会見で進退を問う声に「ほかの人が答えるべき質問だ」と回答したと報道。そのうえで、ドイツ・サッカー連盟幹部のオリバー・ビアホフが、指揮官の続投を強調したと伝えている。

 ビアホフは「2014年はブラジルが崩れ落ちた。今日は、それがわれわれに起きた。一度だけのことになるのを願っている」と述べた。

「われわれはまだレーブを信頼している。今日の試合で何も変わりはしない」

 新型コロナウイルスの影響で2021年開催に延期されたEURO2020は、レーブ・ドイツにとって正念場の大会となる。

構成●ワールドサッカーダイジェスト編集部
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