「完全にカオス」フランス女子代表の反乱が“ドロ沼”化! OGたちも巻き込む大騒動を、仏紙が痛烈に皮肉る【現地発】

カテゴリ:ワールド

結城麻里

2020年11月18日

代表監督とプレーヤーの間に亀裂が走る

主将のアンリ(左)とディア―クル監督。信頼関係で結ばれていたはずだったが……。(C)Getty Images

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 女子フランス代表の主将アマンディーヌ・アンリ(92キャップ・13ゴール)が現地時間15日夜、テレビ『Canal+』の有名番組『カナル・フットボール・クラブ』でコリーヌ・ディアークル監督との関係を衝撃告白。監督と選手の断裂はさらに深まり、大騒ぎになっている。

 直近の代表戦に招集されなかったアンリは、監督が連絡してきた際のやりとりについて、「電話は14、5秒しか続かなかった。あれは一生涯忘れないと思う」と激白し、こう続けた。

「ショックだった。彼女はこう言ったのよ。『リストは明日出るけど、現在のパフォーマンスからみてあんたの名は入らない』って。咄嗟には声も出なかったわ。次いで私は『オーケー、いい試合を。さよなら』と言ったの。それっきりよ。もしスポーツ的選択なら、自分の選手をもう一度奮い立たせようとするんじゃないかしら。『心配しないで。きっと最高レベルに戻れるから』とか」

 アンリはまた2019年ワールドカップを振り返り、「女子たちが部屋で泣いているのを見たし、私もときどき部屋で泣いたわ。(悪い)雰囲気とマネージメントと全体的空気のせいで、最後は完全にカオスだった」と舞台裏を明かした。
 
 さらには、招集されると「喜びと危惧」の両方を感じるとも吐露。リヨン以外の選手たちは身を案じて言いたくても言えずにいるとして、「私はキャプテンだし、31歳でもある。私が言わなかったら誰が言うの?」と、覚悟のうえの反乱をうかがわせた。

 これでフランス中は「すわ、女子版ナイスナ?!」(テレビ『La Chaine L’Equipe』の討論番組L’EQUIPR DU SOIR)と大騒ぎに。ナイスナとは、2010年ワールドカップ南ア大会で起きた事件の呼称。レイモン・ドメネク監督に毒づいたニコラ・アネルカが帰国処分となり、アネルカに『連帯』した選手たちが練習をボイコット、世界中の笑いものとなって地獄に墜ちた一件のことだ。

 激白の3時間後にはフランス・フットボール連盟(FFF)のノエル・ルグラエット会長も、「フランスの最優秀選手たちと紛争状態では、続きようがない」とコメントし、「すわ、監督解任か!?」と一夜に二度も騒ぎになった。
 

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