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デ・ブルイネがキャリアで“初”のPK失敗。南野拓実がベンチ外となったリバプールはマンCと引き分ける

カテゴリ:メガクラブ

サッカーダイジェストWeb編集部

2020年11月09日

高い集中力を保ったハイレベルな攻防戦に

自らのクロスからPKを獲得したデ・ブルイネだったが、それを決めきることはできなかった。 (C) Getty Images

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 現地時間11月8日にプレミアリーグ第8節が開催され、エティハドでマンチェスター・シティとリバプールが激突した。

 公式戦5連勝でこの大一番を迎えたリバプールは、スタメンに攻撃的な11人をチョイス。布陣を普段の4-3-3から4-4-2に変更して、4トップ気味の前線にはジョッタ、フィルミーノ、サラー、マネが居並んだ。注目された南野拓実は、今シーズン初めてベンチ外となった。

 昨シーズンにデッドヒートを繰り広げた両雄の対戦は、序盤からアグレッシブな展開となる。互いに積極果敢なプレスを仕掛け、目まぐるしく攻守が入れ替わるなかで、リバプールが均衡を破る。12分にマネが相手DFウォーカーに倒されて得たPKをサラーが決めた。

 先手を取られたシティは、素早いパス繋ぎで局面の打開を狙うも、コンパクトな陣形を保つリバプールのソリッド守備の前に苦戦する。それでも我慢強くチャンスを伺い続けたホームチームは、ようやく赤き牙城を崩す。

 31分、敵バイタルエリアでボールを持ったデ・ブルイネがエリア内に鋭いパスを供給。これを鮮やかなヒールターンでトラップしたG・ジェズスが、最後は滑り込みながら仕留めた。

 振り出しに戻したシティは、42分に相手CBゴメスのハンドがVAR判定の末にPKへと覆って絶好機を獲得する。しかし、ここでキッカーを務めた名手デ・ブルイネの渾身のシュートは、大きく左へと外れてしまう。
 

 デ・ブルイネがキャリアで初めてPKで枠を外して、タイスコアで迎えた後半も前半と同様に、アグレッシブかつスピーディーな攻防戦の様相を呈する。

 一進一退の展開となるなかで、互いにチャンスを創出する。50分にリバプールのジョッタが惜しいシュートを放てば、その4分後にシティはG・ジェズスが渾身のヘディングシュートを打ったが、枠を捉えることはできなかった。

 リバプールは、59分にフィルミーノを下げてシャキリを投入するも、これが裏目に。起点がなくなり、前線でタメが作れなくなって、相手に押し込まれるような時間が続いた。一方のシティも、65分を過ぎからボールポゼッションの時間が増えていったものの、ファイナルサードで相手の堅牢を打ち崩すための創造性を欠き、決定機を生み出せない。

 その後も高い集中力を維持しながらも、両チームが攻め手を欠いた試合は、結局、1-1で終了。注目のビッグゲームは勝点1を分け合う結果となった。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部
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