一生忘れられない誕生日になりそうだ。

　サウサンプトンのイングランド代表MFジェームズ・ウォード＝プラウズが、FKから奪ったバースデーゴール２発に称賛の声が集まっている。

　下部組織からの生え抜きで、チーム最古参のウォード＝プラウズは、26歳の誕生日を迎えた11月１日のアストン・ビラ戦で先発出場を果たす。

　まずは、１点を先制して迎えた33分だった。ペナルティエリア手前中央で獲得したFKを右足で鋭く振り抜き、スピード、コントロールともに完璧なシュートを、ゴール左に突き刺してみせた。

　そして、45分にも１点目と同じような位置でFKを得ると、まるでリプレーを見るかのような弾道で、再び左サイドに叩き込んむ。GKはただ茫然と見送ることしかできなかった。
　
　その後、相手の猛反撃に遭ったものの、チームは４-３で勝利。今シーズン４勝目を挙げ、首位リバプールとは３ポイント差の４位につけている。

　試合後に、クラブ公式ツイッターは「どっちが好き？」と、2本のFK映像を公開。これにはファンも大興奮で、次のような絶賛の声が数多く集まっている。
 

「あなたは真のダイヤモンドだ！」
「選ぶのは難しい。どちらも素晴らしいFKだ」
「プレミアでベスト」
「一日中見てられる」
「ただただ美しい」
「メッシはメモを取った」
「現時点で最高のFKキッカー。最も過小評価されている」
「デイビッド・ベッカムと非常によく似ている」
「これがロナウド、メッシ、ネイマール、ラッシュフォードだった場合、インターネットが壊れる！」
「もっと不適切な言葉を使ったが、ここは『WOW』だけにしとく！！」

　また、英紙『The Sun』もこの芸術的ゴールに注目。「バースデーボーイがセンセーショナルなFK２発で誕生日を祝福」と賛辞を送っている。

　プレミア屈指のFK職人が上げた祝砲2発。忘れられない誕生日になったことだろう。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

【動画】どっちが好き？FK職人が魅せた”絶品”の２発を見比べる！