ブラジル人でエースと言えば…
果たして、現在Jリーグでプレーする一流助っ人が示すエースの条件とは? 助っ人の代表格のひとりであるディエゴ・オリヴェイラ(FC東京)に見解を訊いた。
ーーーーーー◆------◆------
──単刀直入に。ディエゴ(・オリヴェイラ)選手が抱くエース像は?
「エース、言い換えれば『スター』はどのチームにもいます。そう呼ばれる選手は、他のプレーヤーと違って特別な何かを持っています」
──「特別な何か」とは? 具体的に教えてもらえますか。
「一概に“これ”とは断定できません。選手のキャラクターによって強みも弱みも違いますから。ただ、強いてひとつ挙げるなら、そのクラブでの貢献度の高さでしょうか。ファン・サポーターにとっては間違いなく“特別な要素”です」
──引退した選手も含め、ブラジル人でエースと言えば?
「現役のセレソン(ブラジル代表の愛称)ではネイマール。過去を振り返れば、ロナウド、ロマーリオ、それからロベルト・カルロスが文字通りのスタープレーヤーです」
──サイドバックのロベルト・カルロスをエースに挙げた理由は?
「代表チームの“顔”として何年もブラジルのサッカー界に尽力したからです。(インテルやレアル・マドリ―などでプレーした)クラブシーンの活躍も含めれば、世界のフットボールへの貢献度は計り知れないものがあります」
ーーーーーー◆------◆------
──単刀直入に。ディエゴ(・オリヴェイラ)選手が抱くエース像は?
「エース、言い換えれば『スター』はどのチームにもいます。そう呼ばれる選手は、他のプレーヤーと違って特別な何かを持っています」
──「特別な何か」とは? 具体的に教えてもらえますか。
「一概に“これ”とは断定できません。選手のキャラクターによって強みも弱みも違いますから。ただ、強いてひとつ挙げるなら、そのクラブでの貢献度の高さでしょうか。ファン・サポーターにとっては間違いなく“特別な要素”です」
──引退した選手も含め、ブラジル人でエースと言えば?
「現役のセレソン(ブラジル代表の愛称)ではネイマール。過去を振り返れば、ロナウド、ロマーリオ、それからロベルト・カルロスが文字通りのスタープレーヤーです」
──サイドバックのロベルト・カルロスをエースに挙げた理由は?
「代表チームの“顔”として何年もブラジルのサッカー界に尽力したからです。(インテルやレアル・マドリ―などでプレーした)クラブシーンの活躍も含めれば、世界のフットボールへの貢献度は計り知れないものがあります」
──ディエゴ選手の憧れの存在でもあるロナウド選手の凄さを教えてください。
「私が説明するまでもないでしょう(笑)」
──それでもお願いします。
「ひと言で言えば、フォワードとしての資質をすべて備えています。ドリブルのテクニック、フィニッシュへのアプローチ、シュートセンスのどれもが超一流。代表とクラブ(バルセロナ、インテル、レアル・マドリ―など)の両方で立派な成績を残していますし、世界でもっとも偉大なストライカーのひとりです」
──ディエゴ選手が12歳の時に開催された2002年の日韓ワールドカップでの、ロナウド選手の活躍を覚えていますか?
「もちろん。ブラジル代表の全試合をテレビで観ました。ロナウド選手以外にも、リバウド選手、ロナウジーニョ選手など素晴らしいタレントがいて、しかもワールドカップ優勝まで成し遂げましたからね。史上最強のチームと言っても過言ではありません」
──ロナウド選手のトレードマークでもある“背番号9”を、ディエゴ選手もFC東京でつけていますね。
「そこまで強いこだわりがあるわけではありません。柏にいた頃(16~17年)は11番でしたし。大事なのは背番号よりもパフォーマンス。ピッチの上でどう輝くか、選手の価値はそこで決まるはずです」
──FC東京では、ディエゴ選手の戦力的価値が近年の活躍で高まっています。前線の大黒柱で、その存在感はまさにエースです。
「正直、自分では自覚がありません(笑)。メディアの皆さんからそう評価されることは嬉しいですが、『エース』と呼ばれるためにプレーしているわけではありません。仲間のため、チームの勝利のために全力を尽くす。それが私のスタンスです」
──ただ、ファン・サポーターはディエゴ選手に特別な期待感を抱いていると思います。実際、あなたにボールが渡ると“何かやってくれそうな雰囲気”になりますから。
「ファン・サポーターの皆さんからの期待はひしひしと感じます。それに応えられるよう、頑張りたい。目に見える結果をコンスタントに出すためには、さらなる努力が不可欠です。リーグタイトルを掴むには、個人だけでなくコンビネーションも磨いて、チームとして成長する必要があると思います」
「私が説明するまでもないでしょう(笑)」
──それでもお願いします。
「ひと言で言えば、フォワードとしての資質をすべて備えています。ドリブルのテクニック、フィニッシュへのアプローチ、シュートセンスのどれもが超一流。代表とクラブ(バルセロナ、インテル、レアル・マドリ―など)の両方で立派な成績を残していますし、世界でもっとも偉大なストライカーのひとりです」
──ディエゴ選手が12歳の時に開催された2002年の日韓ワールドカップでの、ロナウド選手の活躍を覚えていますか?
「もちろん。ブラジル代表の全試合をテレビで観ました。ロナウド選手以外にも、リバウド選手、ロナウジーニョ選手など素晴らしいタレントがいて、しかもワールドカップ優勝まで成し遂げましたからね。史上最強のチームと言っても過言ではありません」
──ロナウド選手のトレードマークでもある“背番号9”を、ディエゴ選手もFC東京でつけていますね。
「そこまで強いこだわりがあるわけではありません。柏にいた頃(16~17年)は11番でしたし。大事なのは背番号よりもパフォーマンス。ピッチの上でどう輝くか、選手の価値はそこで決まるはずです」
──FC東京では、ディエゴ選手の戦力的価値が近年の活躍で高まっています。前線の大黒柱で、その存在感はまさにエースです。
「正直、自分では自覚がありません(笑)。メディアの皆さんからそう評価されることは嬉しいですが、『エース』と呼ばれるためにプレーしているわけではありません。仲間のため、チームの勝利のために全力を尽くす。それが私のスタンスです」
──ただ、ファン・サポーターはディエゴ選手に特別な期待感を抱いていると思います。実際、あなたにボールが渡ると“何かやってくれそうな雰囲気”になりますから。
「ファン・サポーターの皆さんからの期待はひしひしと感じます。それに応えられるよう、頑張りたい。目に見える結果をコンスタントに出すためには、さらなる努力が不可欠です。リーグタイトルを掴むには、個人だけでなくコンビネーションも磨いて、チームとして成長する必要があると思います」