【内田篤人】「俺はお前のことを練習生の時から知っているんだよ」。深い絆で結ばれる土居との“兄弟愛”

カテゴリ:Jリーグ

白鳥和洋(サッカーダイジェスト)

2020年09月06日

内田は本当に嬉しそうに話していた

内田と土居は深い絆で結ばれている。それは、引退会見のコメントからも分かるだろう。写真:サッカーダイジェスト

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 2020年8月24日の引退会見で、鹿島のチームメイトである土居聖真について訊かれた内田篤人はこう答えた。

「土居とは毎日クラブハウスのお風呂に一緒に入るんですけど、(ガンバ戦)前日のお風呂では、静かだなと思っていたら、隣で泣いていました(笑)。彼は鹿島のユース時代から大事にされて、いろんなものを見て、エンブレムを付けてプレーしている。いろんな思いもあるはずで、これからいろいろと背負っていかなければいけない部分がたくさんあります。もちろんピッチ外での仕事も年齢的にはやってもらいたい。

性格がすごく優しくて、ガンバ戦を見ていても、土居がいないとバランスが取れていなかったり、チームのことを考えてプレーしている印象がすごくあります。きっとこれからもっともっと活躍してくれるんじゃないかと思います」

 内田と土居。ふたりは深い信頼関係で結ばれている。事実、2016年の年末にインタビュー取材をした時、著者が「土居選手はトレーニングに対する内田選手のストイックな姿勢に大きな刺激を受けているそうですよ」と言うと、内田は嬉しそうな表情でこう話し始めた。

「聖真は鹿島ユース出身で、プロになる前からトップチームの練習に参加していました。(自分が)ドイツに行った後、しばらく経ってから鹿島にお邪魔すると、“あの時の高校生”がいたんです。プレーを見たら、当時より格段に上手くなっていて。なんか嬉しかったというか、『俺はお前のことを練習生の時から知っているんだよ』ってお兄さん目線で聖真のことを見ていました。

今の聖真はちょっと野沢(拓也)さんっぽい。あそこまで天才ではないけど、ちょっと違った速さとか、ターンとかシュートとか上手いですよね」

 この時の内田は本当に嬉しそうだった。可愛い弟の成長した姿を自慢する兄貴のように、愛情たっぷりのスタンスで土居について語っていた。内田と土居、ふたりの間には紛れもない“兄弟愛”が存在する。

取材・文●白鳥和洋(サッカーダイジェスト編集部)
 

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