感涙のキャプテンも歓喜
現地時間8月21日に開催されたヨーロッパリーグ(EL)決勝で凱歌を上げたのは、スペインの“ELマスター”だった。
ドイツのシュタディオン・ケルンで行なわれた決勝で、インテルと対戦したセビージャは、最多5度のEL優勝を誇るクラブの底力を見せつける。
5分に相手エースのロメル・ルカクにPKを決められて先手を取られたセビージャだったが、12分と33分にルーク・デヨングが2点を奪って逆転。その後、同点とされて迎えた74分には、敵陣でのFKの流れからジエゴ・カルロスが放ったオーバーヘッドがルカクに当たってゴールに吸い込まれるラッキーな形で勝ち越した。
強敵との激しい打ち合いを制して、自分たちの持つEL最多優勝記録を6に伸ばしたセビージャ。そんな彼らの戴冠劇を地元メディアも絶賛している。スペイン紙『Marca』は「セビージャ王、永遠なる栄光」と見出しを打ったマッチサマリーで次のように褒めちぎっている。
「セビージャは素晴らしい。巨大で、力強く、そして不滅で、ヨーロッパリーグの決勝に勝つために構成されたチーム。他に考えられる説明はないだろう。PKにも屈せず、怪我でオカンポスとジエゴ・カルロスの二人を欠いても屈しない。
何者にも不可能。誰も彼らを破壊はできない。王はすでに6つも手にしているが、再び王冠を取り戻すだろう。それはセビージャのフットボールにおける天の恵みなのだ」
ドイツのシュタディオン・ケルンで行なわれた決勝で、インテルと対戦したセビージャは、最多5度のEL優勝を誇るクラブの底力を見せつける。
5分に相手エースのロメル・ルカクにPKを決められて先手を取られたセビージャだったが、12分と33分にルーク・デヨングが2点を奪って逆転。その後、同点とされて迎えた74分には、敵陣でのFKの流れからジエゴ・カルロスが放ったオーバーヘッドがルカクに当たってゴールに吸い込まれるラッキーな形で勝ち越した。
強敵との激しい打ち合いを制して、自分たちの持つEL最多優勝記録を6に伸ばしたセビージャ。そんな彼らの戴冠劇を地元メディアも絶賛している。スペイン紙『Marca』は「セビージャ王、永遠なる栄光」と見出しを打ったマッチサマリーで次のように褒めちぎっている。
「セビージャは素晴らしい。巨大で、力強く、そして不滅で、ヨーロッパリーグの決勝に勝つために構成されたチーム。他に考えられる説明はないだろう。PKにも屈せず、怪我でオカンポスとジエゴ・カルロスの二人を欠いても屈しない。
何者にも不可能。誰も彼らを破壊はできない。王はすでに6つも手にしているが、再び王冠を取り戻すだろう。それはセビージャのフットボールにおける天の恵みなのだ」
当の選手たちも達成感に浸っている。試合直後に人目をはばからずに涙したキャプテンのヘスス・ナバスは、「本当に幸せだ」と自身3度目のEL制覇(UEFAカップ時代を含む)に喜びを爆発させた。
「ファンたちが僕らを誇りに思ってくれることを願う。この勝利はファンたちのためのものだ。この偉業で彼らを幸せにできる。これぞサッカーだ。だからこそ楽しんでもらいたい。
キャプテンとして我がセビージャとともに、優勝トロフィーを掲げることができた。我々のもとを去った全ての人達のためにね。亡くなったアントニオ(・プエルタ)、(マルセリーノ・)カンパナール、(ホセ・アントニオ・)レジェス、そして、祖父のために、だ。彼と祖父母、この辛い時を体験した人達のためだ。彼らもこの優勝に値する」
前人未到の6度目のタイトルを手にしたセビージャ。その強さは、まさに歴史に残るものと言えるだろう。
構成●サッカーダイジェストWeb編集部
「ファンたちが僕らを誇りに思ってくれることを願う。この勝利はファンたちのためのものだ。この偉業で彼らを幸せにできる。これぞサッカーだ。だからこそ楽しんでもらいたい。
キャプテンとして我がセビージャとともに、優勝トロフィーを掲げることができた。我々のもとを去った全ての人達のためにね。亡くなったアントニオ(・プエルタ)、(マルセリーノ・)カンパナール、(ホセ・アントニオ・)レジェス、そして、祖父のために、だ。彼と祖父母、この辛い時を体験した人達のためだ。彼らもこの優勝に値する」
前人未到の6度目のタイトルを手にしたセビージャ。その強さは、まさに歴史に残るものと言えるだろう。
構成●サッカーダイジェストWeb編集部