セレッソでプレーしたフォルランは得点王に
現地時間8月10日、日本代表MF久保建英のビジャレアルへの1年のレンタル移籍が正式に決定した。
レアル・マドリーから武者修行に出たマジョルカで鮮烈なラ・リーガデビューを飾った19歳は、1部残留が目標のチームから、チャンピオンズ・リーグ(CL)出場権確保(4位以内)を目指すチームへ、ステップアップを果たしたことになる。
バレンシア州にあるビジャレアルは、人口わずか5万人ほどの小さな街だ。そのため、クラブの規模では言えば“中小”の域を脱しない。
だが、いまや欧州カップ戦の常連であり、2005-06シーズンにはCLで、15-16シーズンにはヨーロッパリーグでともにベスト4に進出するなど、ラ・リーガの中では強豪と呼んでもおかしくない結果を残している。これは奇跡的といっても過言ではない。
ホームスタジアムである「エスタディオ・デ・ラ・セラミカ」のキャパシティーは、約2万5000人。街の人口の約半分がスタジアムに駆け付けることもある。愛称はチームカラーの黄色と、ビートルズの名曲にちなんで「イエローサブマリン」。スタジアムでこの曲が流れることでもお馴染みだ。
レアル・マドリーから武者修行に出たマジョルカで鮮烈なラ・リーガデビューを飾った19歳は、1部残留が目標のチームから、チャンピオンズ・リーグ(CL)出場権確保(4位以内)を目指すチームへ、ステップアップを果たしたことになる。
バレンシア州にあるビジャレアルは、人口わずか5万人ほどの小さな街だ。そのため、クラブの規模では言えば“中小”の域を脱しない。
だが、いまや欧州カップ戦の常連であり、2005-06シーズンにはCLで、15-16シーズンにはヨーロッパリーグでともにベスト4に進出するなど、ラ・リーガの中では強豪と呼んでもおかしくない結果を残している。これは奇跡的といっても過言ではない。
ホームスタジアムである「エスタディオ・デ・ラ・セラミカ」のキャパシティーは、約2万5000人。街の人口の約半分がスタジアムに駆け付けることもある。愛称はチームカラーの黄色と、ビートルズの名曲にちなんで「イエローサブマリン」。スタジアムでこの曲が流れることでもお馴染みだ。
創立は1923年。長く下位リーグを戦っていたクラブの転機となったのが、タイルメーカーやスーパーマーケットの経営などで財を成した実業家のフェルナンド・ロイグ氏が97年に経営権を取得し、会長職に就いたことだ。
この翌年にいきなり1部初昇格を果たすと、その後は2度(1999年と2012年)の降格があったものの、ともに1年で復帰し、プリメーラに定着している。
過去に在籍した主な選手には、ともにスペイン代表としてEURO2008制覇に貢献したマルコス・セナとサンティ・カソルラ(19-20シーズン限りで退団)、セレッソ大阪でもプレーした元ウルグアイ代表FWのディエゴ・フォルラン(04-05シーズンにはリーガ得点王に輝く)、アルゼンチン代表で9番と10番を背負ったマルティン・パレルモ&ファン・ロマン・リケルメ、元フランス代表MFのロベール・ピレスなどの名手がいる。
この翌年にいきなり1部初昇格を果たすと、その後は2度(1999年と2012年)の降格があったものの、ともに1年で復帰し、プリメーラに定着している。
過去に在籍した主な選手には、ともにスペイン代表としてEURO2008制覇に貢献したマルコス・セナとサンティ・カソルラ(19-20シーズン限りで退団)、セレッソ大阪でもプレーした元ウルグアイ代表FWのディエゴ・フォルラン(04-05シーズンにはリーガ得点王に輝く)、アルゼンチン代表で9番と10番を背負ったマルティン・パレルモ&ファン・ロマン・リケルメ、元フランス代表MFのロベール・ピレスなどの名手がいる。