「もう沈黙をやめよう」「まだ分かってないなら…」米黒人男性殺人事件でサッカー界からも続々と人種差別抗議の声続々

カテゴリ:メガクラブ

ワールドサッカーダイジェスト編集部

2020年06月02日

「怒り、哀れみ、憎悪、憤り、苦悩、悲しみを感じた」

試合中に意思を表明したサンチョ(左上)やハキミ(右下)らをはじめ、サッカー界でも人種差別問題に多くの選手が抗議を口にした。 (C) Getty Images

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 手錠で身柄を拘束された黒人男性が、白人警官に膝で首を圧迫され、「息ができない」との訴えもむなしく死亡――。このジョージ・フロイドさんが亡くなった事件を機に、世界の人々は改めて人種差別に抗議している。

 サッカー界でも抗議の声が上がっている。ドルトムントのジェイドン・サンチョやアシュラフ・ハキミらが、試合中に正義を訴えた。サンチョはインスタグラムでチームの勝利と自身の初ハットトリックを喜びつつ、「嬉しくもあるが悲しくもある。世界では今、もっと大事なことが起きているからだ」と記した。

「それは僕らが解決しなければならない、そして変える助けとなれることだ。正しいことに声を上げることを恐れてはいけない。僕たちはひとつに団結し、正義のために闘わなければならない。僕らは団結してもっと強くなるんだ! ジョージ・フロイドさんのために正義を」

 マンチェスター・ユナイテッドのマーカス・ラッシュフォードも、ツイッターに「団結して取り組んでいくように求めてきたけど、今の僕たちはかつてないほど分断されているように思う」と見解を示した。

「人々は傷ついており、答えを必要としている。Black lives matter(黒人の命だって大切だ)。黒人の文化だって大切なんだ。黒人コミュニティーは大切なんだ。僕たちは、大切なんだ」

 同じくユナイテッドに所属するポール・ポグバも、インスタグラムで「怒り、哀れみ、憎悪、憤り、苦悩、悲しみを感じた。ジョージさんと、毎日人種差別に苦しむすべての黒人への悲しみだ。サッカーだろうが、職場だろうが、学校だろうが、どこであっても、だ」と訴えている。

「完全に止めなければならない。明日や次の日じゃない。今日、終わりにしなければならない。人種差別の暴力行為はもう許容されるべきでない。僕はできない。しない。僕らは、許容しない。人種差別は無知だ。愛は知性だ。沈黙をやめよう。人種差別をやめよう」

 リバプールは、29人の選手たちが本拠地アンフィールドのセンターサークルで人種差別への抗議を意味する片膝を立ててひざまずいたポーズをとって写真を撮影した。クラブは公式サイトで「選手たちは連帯を示すことを望んだ」と伝えている。選手たちもSNSで「団結は強さ」という言葉とともに写真を投稿している。

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