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宇佐美貴史が選ぶJ歴代最強チーム「毎試合『今日は何点取るんやろうな』と予想しながらスタジアムに行った」

カテゴリ:Jリーグ

高村美砂

2020年06月02日

惹きつけられて止まなかったのが圧巻の攻撃力

宇佐美が1位に選ぶ「05年のG大阪」の布陣。MVPにはアラウージョ、MIPには家長を挙げている。MIPの家長は「“切り札”的に輝いていた」と言うとおり途中出場も多かったため、この基本スタメンに入れなかったが、24試合(1481分)に出場し、主に左ウイングバックの二川とポジション争いをしていた。

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 5月28日発売のサッカーダイジェストでは、「Jリーグ歴代最強チーム」と題し、現役選手や元日本代表など総勢50名に“歴代で最強だと思うチームトップ3”を選んでもらっている。ここでは、G大阪に所属する宇佐美貴史の“トップ3”を紹介しよう。

――◆――◆――

「宇佐美貴史が選ぶ“最強チームトップ3”」
1位:2005年のガンバ大阪
2位:2009年の鹿島アントラーズ
3位:2002年のジュビロ磐田
 ガンバファンだった両親の影響でJリーグが開幕した1歳の時からスタジアムに足を運んでいたので、いろんな年代のいろんなチームが浮かびましたが、最初に頭に浮かんだ3つを『歴代最強チーム』に選びました。

 まずは05年にJリーグで初優勝したガンバ! この年にガンバのJrユースに加入した僕は、ホームゲームはほぼスタジアムで観戦しました。自分がプレーする以上にトップチームの試合を観るのが楽しみで、いつも週末を心待ちにしていました。

 なかでも僕が惹きつけられて止まなかったのが圧巻の攻撃力!毎試合「今日は何点取るんやろうな」って予想しながらスタジアムに行ったのを覚えています。

 圧倒的な得点力があるアラウージョとフェルナンジーニョとの絡みはもちろん、そこが詰まればサイドアタックがあり、起点にはいつもヤットさん(遠藤保仁)の絶妙な配給があり、崩しのバリエーションが豊富な攻撃は見ていて楽しく、試合が終わるといつもめちゃめちゃ興奮していました(笑)。

 なかでも幼少期から僕の憧れだった家長(昭博/現・川崎)くんがプロ2年目で“切り札”的に輝いていたことでも僕のワクワク度は増しました!

 そのガンバとは違う種類の強さを感じていたのが09年の鹿島でした。現代サッカーに例えると05年のガンバがグアルディオラ監督(現マンチェスター・シティ)のチームなら、3連覇時代の鹿島はモウリーニョ監督(現トッテナム)のチーム、みたいな。

 ボールを奪った瞬間、スイッチが入り、サイドの選手がガガガっと攻め上がる伝統のカウンター攻撃はめっちゃ鋭く、たまに行き過ぎたら小笠原(満男)さんあたりがケアしながら、最後は2トップのマルキーニョスと興梠慎三くんが確実に決める、と。

 CBも鉄壁で、崩れる気がしなかったですしね! 05年のガンバのような華やかなサッカーではなかったけど、鹿島は手堅いサッカーをしている常勝軍団という印象でした。
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