現地時間３月７日、ラ・リーガ第27節が行なわれ、前節に宿敵レアル・マドリーとのクラシコに敗れて２位に転落したバルセロナが、１試合未消化ながら６位につける好調レアル・ソシエダをホームに迎えた。

　ホームでのソシエダ戦を得意としているバルサは前半、移籍後初スタメンをとなったブライトワイトがいい形でボールを受けるも、決めきれない。

　27分には、果敢な守備で自らボールを奪ったメッシが、ブスケッツとのワンツーからダイレクトでシュートを放つも、GKの正面を突く。40分にも、この10番がデヨングのパスをエリア内で合わせるも、わずかにゴール左に外れた。

　後半に入って53分にも、左SBジョルディからパスを受けたメッシが切り返しから右足で狙ったが、これも枠を捉えられない。

　その後もホームチームの猛攻が続き、メッシ、ラキティッチ、ピケと次々にチャンスを迎えるが、どうしても１点が奪えない。70分を過ぎると、カウンターから何度かピンチを招いたが、最後の局面で精度を欠いたソシエダの拙攻に助けられた。

　迎えた81分、ラングレのヘッドが敵のハンドを誘発し、VAR検証の末にPKを獲得。これをメッシが難なく決めてようやく均衡を破る。

　終盤は押し込まれたものの、チャンスを逃したエースの１点を何とか守り切ったバルサ。暫定首位に浮上し、翌日にベティス戦を控えるマドリーにプレッシャーをかけた。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

【動画】久保建英が右足で今季３ゴール目を奪取！エイバル戦のハイライトはこちら

【PHOTO】今季３ゴール目をマーク！スペインで躍動する久保建英の厳選写真を一挙公開！