VAR判定で取り消しに…“幻のゴール”を川崎の選手たちはどう受け止めたのか?

カテゴリ:Jリーグ

本田健介(サッカーダイジェスト)

2020年02月23日

スコアボードには一時、1-0と刻まれたが…

川崎と鳥栖のリーグ開幕戦ではVAR判定により、川崎のゴールが取り消しに。試合は0-0のスコアレスで終わった。写真:茂木あきら(サッカーダイジェスト写真部)

画像を見る

[J1第1節]川崎0-0鳥栖/2月22日/等々力

 今季のリーグ開幕戦として、ホームの等々力陸上競技で鳥栖と対戦した川崎は、19本のシュートを放ちながら0-0のスコアレスドローで、白星発進を果たすことはできなかった。

 もっとも後半開始直後には“幻のゴール”が生まれた。

 48分、田中碧のスルーパスを受けた登里享平が左サイドを突破。折り返しを家長昭博がシュートし、そのこぼれ球をレアンドロ・ダミアンが押し込む。川崎らしい華麗なパスワークからの崩しで、スコアボードにも一時、1-0のスコアが刻まれた。

 しかし木村博之主審はVARの助言を受ける「VARオンリーレビュー」でオフサイドを認め、ノーゴールの判定としたのだ。

 今季から導入されたVARを活用したジャッジ。場内は一時、騒然となったが、当事者のL・ダミアンは試合後、「VARのシーンは(マークを受けていた)エドゥアルド選手に上手く身体ををぶつけながらネットを揺らすことができました。ただVARということでしっかり判断が下されたと思っています」と冷静なコメント。

L・ダミアンがエドゥアルドと競りながらボールを押し込む。しかし、オフサイドの判定となった。写真:茂木あきら(サッカーダイジェスト写真部)

画像を見る

 鬼木達監督も「選手にも実際に起きるかもしれないという話をしていました。そこで一喜一憂しないようにという話もしていましたので、自分自身もそこのところは切り替えていきました。VARでゲームの流れが変わるというのはすごくもったいないと思っていますので、そこは自分たちに矢印を向けてやっていくしかないと思っています」と、事前に選手たちに指示を送っていたことを明かす。

 だからこそ、MF脇坂泰斗も「ゴールがなしになってしまったチームはメンタル的にどうしても落ちてしまいます。そこは皆で声をかけ合いながら攻撃に転じられたのは良かったと思います」と振り返る。

 そして今後に向けては「どうしてもギリギリのところで駆け引きをしているチームなので、(VARの導入は)メリットもありますし、デメリットもあると思います。ただ、正確な判断をしてもらえるので、そこはしっかりやっていきたいと思います」とポジティブに語った。

 MF田中碧も「(VAR判定の)後の15分くらいは、チームとしてゴールを奪った感覚というか、少し緩くなってしまった印象もありました」と反省しつつ、「個々は切り替えられていたと思いますし、今後はより締めて圧倒していかなくてはいけないと思います」と意気込んだ。

Facebookでコメント

サッカーダイジェストの最新号

  • 週刊サッカーダイジェスト サッカーダイジェスト責任編集
    2月18日発売
    2021 Jリーグ選手名鑑
    全57クラブを完全収録!!
    データ満載のNo.1名鑑
    ポケット版も同時発売!!
    詳細はこちら

  • 週刊サッカーダイジェスト 2月25日・3月11日合併号
    2月10日発売
    J1&J2リーグ
    開幕ガイド
    順位予想、開幕戦の見どころ、
    今季の注目株etc を総ざらい!
    詳細はこちら

  • ワールドサッカーダイジェスト ワールドサッカーダイジェスト
    2月18日発売
    2020-21シーズン
    最終陣容が確定!!
    欧州クラブチーム
    冬の選手名鑑
    詳細はこちら

  • 高校サッカーダイジェスト 高校サッカーダイジェストVol.32
    1月15日発売
    第99回高校選手権
    決戦速報号
    山梨学院が11年ぶりV
    全47試合を総力レポート!
    詳細はこちら

>>広告掲載のお問合せ

ページトップへ