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プロ19年目の小野伸二は熟練の技だけじゃない! 稀代のプレーメーカーが“守備”と“ピッチ外”で示す存在感

カテゴリ:Jリーグ

松尾祐希

2020年01月31日

攻撃面で確かな存在感を示した中で、光っていた的確なコーチング

プロ19年目を迎えた小野。守備面での貢献も光っていた。写真:松尾祐希

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 プロ19年目を迎えた小野伸二が充実の日々を送っている。

 昨夏に加入したため、FC琉球でキャンプを迎えるのは初めて。半年以上、温暖な気候で練習を積んだ甲斐もあり、万全のコンディションで日々のメニューを消化してきた。「怪我もなくやれている。このリズムを崩さないようにしたい。何歳になっても試合には出たいので、負けないように激しくトレーニングをしたいと思います」とは小野の言葉。浅黒く焼けた肌が充実ぶりを物語っていた。

 今季2度目の実践となる1月30日の大宮戦(0●1)では、35分ハーフの後半頭から出場。4-2-3-1のダブルボランチに入り、運動量は抑えながらも熟練の技を随所に見せる。正確なボールタッチと的確なポジショニングでボールを受けると、柔らかなパスを前線に供給。“小野らしい”ワクワクするプレーも健在だ。後半半ばに見せた相手の虚を衝くアウトサイドパスは流石の一言で、遊び心が存分に詰まっていた。

 攻撃面で確かな存在感を示したなかで、光っていたのはそれだけではない。的確なコーチングだ。とりわけ、目を惹いたのは守備時の指示出し。「僕自身が守備を好きではないので(笑)」と悪戯っぽく笑ったが、身振り手振りを交えながらチームメイトを動かしていた。大宮戦を振り返り、小野は言う。

「攻撃はアイデアが生まれてくるけど、守備は組織でやらないとうまくいかない。そこで大事になるのは声。それが選手の助けになると思うし、(守る上で)自分の助けにもなると思う」

 個で違いを作ることも重要だが、いかにチームで戦えるか。日本代表やヨーロッパの舞台で様々な経験を積んだ“稀代のプレーメーカー”は誰よりもその重要性を理解している。だからこそ、そうした声掛けを絶やさなかった。
 
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