【ユベントス】シャキリ獲得は困難で、スナイデルにターゲットを変更
 
　マッシミリアーノ・アッレグリ監督の要望に応えてトップ下の補強に動いているユベントス。当初はスイス代表ジェルダン・シャキリ（バイエルン）が本命だったが、競合するインテルとリバプールに対して遅れを取ったため、ターゲットをオランダ代表ヴェスレイ・スナイデル（ガラタサライ）にシフトした。
 
　クラブ同士の話し合いはまだ合意点が見えていないが、週明けにも改めて交渉を持つ予定で、そこで状況が動く可能性がある。
 
【インテル】L・ディアッラ、ルーカス・レイバが補強リストに
 
　前線にルーカス・ポドルスキを補強したインテルは、中盤のクオリティー向上も今冬の大きな課題。すでに噂に上っているラッサナ・ディアッラ（スパルタク・モスクワ）に加えて、リバプールのブラジル代表MFルーカス・レイバの名前も獲得リストに挙がっている。
 
　ただし、ルーカスは移籍金、年俸ともセリエAの水準からすると高すぎるため、条件面で合意を見出すのは簡単ではないと見られている。
 
【ミラン】ニアングにニューカッスルからもオファー
 
　ミランで出場機会が限られているフランスU-21代表FWエムバイ・ニアングに、レンタル移籍のオファーが相次いでいる。
 
　コロンビア代表FWルイス・ムリエルをサンプドリアに譲渡しようとしているウディネーゼが、その後釜としてレンタルの可能性を打診しているほか、イングランドのニューカッスルも、今シーズン終了まで半年間のレンタルをオファーした。
 
　しかしミランはどちらのオファーにも首を縦に振っていない。これは、単純なレンタルではなく、高額の買い取りオプションを組み込んだ形でレンタルに出したいと考えているため。ニューカッスル、ウディネーゼともそれに応じる意思は持っておらず、今後両者がどう歩み寄るかが注目される。
 
【広州恒大】元イタリア代表ディアマンティにセリエAの複数クラブが興味
 
　昨冬、ボローニャから中国の広州恒大に移籍した元イタリア代表の攻撃的MFアレッサンドロ・ディアマンティに、イタリアの複数のクラブが興味を示している。
 
　この31歳のファンタジスタは、ファビオ・カンナバーロ新監督にとっては絶対不可欠な戦力とは見られていないこともあり、ユベントス、アタランタ、ヴェローナ、ミラン、そしてフィオレンティーナが獲得の可能性を探っている。
 
　なかでも最も熱心なのはフィオレンティーナだ。