ネイマールはCL1年ぶりの先発で1G1A
現地時間12月11日にチャンピオンズ・リーグ(CL)のグループステージ第6節が行なわれ、グループAのパリ・サンジェルマンはホームに長友佑都が所属するガラタサライを迎え、5-0で勝利している。
すでにグループAの首位通過を決めていたパリSGだが、トーマス・トゥヘル監督はほぼベストメンバーで先発を構成。そして、CLで1年ぶりに先発したネイマールは、1G1Aという活躍で勝利に貢献した。また、キリアン・エムバペやマウロ・イカルディ、パブロ・サラビアらとの連係プレーも光った。
そんななか、終盤にエムバペが獲得したPKで、通常であればネイマールがキッカーを務めるところを、あえて途中出場のエディンソン・カバーニに譲る場面があった。
このシーンは現地でも非常に驚きを以って報じられている。フランスのテレビ局『RMC sports』は、試合後のネイマールに「なぜカバーニに譲ったのか?」と訊ね、ネイマールはこう答えている。
すでにグループAの首位通過を決めていたパリSGだが、トーマス・トゥヘル監督はほぼベストメンバーで先発を構成。そして、CLで1年ぶりに先発したネイマールは、1G1Aという活躍で勝利に貢献した。また、キリアン・エムバペやマウロ・イカルディ、パブロ・サラビアらとの連係プレーも光った。
そんななか、終盤にエムバペが獲得したPKで、通常であればネイマールがキッカーを務めるところを、あえて途中出場のエディンソン・カバーニに譲る場面があった。
このシーンは現地でも非常に驚きを以って報じられている。フランスのテレビ局『RMC sports』は、試合後のネイマールに「なぜカバーニに譲ったのか?」と訊ね、ネイマールはこう答えている。
「彼は素晴らしいPKキッカーだ。素晴らしいプレーヤーだし、(復帰した)カバーニに不足しているのは得点することだけだった。結果、ゴールを決めて、みんなが幸せだ。もちろん、ぼくもパリで幸せだ。フットボールができて、ピッチの上で仲間とボールを追いかけることができる。それだけが、今僕がここにいる理由だよ」
さらに、試合後の記者会見で、トゥヘル監督もネイマールを手放しで称賛した。
「今日のプレーぶりを見ても、もっと良くなるだろう。ボールを保持していないときも必死でプレーしている。本調子に戻りつつあるといっていい。とても良かった。カバーニにPKを譲ったことも、チームのことを考えた、素晴らしい判断だった。
知られていないかもしれないが、ネイはとても寛大な心を持っている。それをみんなに示したほうがいいと思っているよ。 確かに多感な”少年”な一面はあるが、私は彼がチームのシンボルになってくれることを願っている」
CLで見事決勝トーナメント進出を決めたパリSG。トーナメントのドローは現地16日に行なわれる。
構成●サッカーダイジェストWeb編集部