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【識者が選ぶ2019ベスト11】一級品の技を見せたイニエスタとともに、ワールドクラスの能力を発揮したのは…

カテゴリ:Jリーグ

後藤健生

2019年12月09日

トップ下のポジションでゲームを組み立て、プレスバックで守備陣を助けたM・ジュニオールをMVPに選出

後藤氏が選んだ2019年のベストイレブン。

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 優勝を決めた横浜F・マリノスからは2人の得点王が生まれた。マルコス・ジュニオールはトップ下のポジションにありながら、さらに下がってゲームを組み立てるだけでなく、プレスバックで守備陣を助けた。そして、自らも得点を重ねて優勝に大きな貢献。同じく15ゴールを決めた仲川輝人も大ブレイク。サイドから中に切れ込む鋭い動きは相手DFにとっては大きな脅威となった。エジガル・ジュニオの離脱直後には1トップもこなしてコンスタントにゴールを決め続け、サイドでは守備にも貢献した。マルコス・ジュニオールと仲川はどちらもMVPに選出したい活躍だったが、チーム全体を動かしたマルコス・ジュニオールをMVP に推したい。


 今季の横浜の優勝への歩みを振り返ると、リーグ終盤戦での守備の安定が決め手となった。安定した守備を見せたチアゴ・マルチンスと前線への正確なフィードで攻撃にも貢献した畠中槙之輔の2人のセンターバックも文句なしの選出だろう。GKを誰にするか悩んだが、新時代のGK像を体現する選手として朴一圭を選出した。高い位置に守備ゾーンを設定する横浜にとっては必要不可欠な足もとの技術に優れたGKだ。

 最後まで優勝争いをしたFC東京は横浜とは対照的な堅守速攻型。とくに久保建英の退団後はディエゴ・オリヴェイラと永井謙佑の2トップが生命線となった。橋本拳人は日本代表にも定着し、ボール奪取からスムースにパスを出せる一級品のボランチに成長。高萩洋次郎とともに2トップを生かすパス出しで貢献した。
 
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