英雄だった男の“決断”に怒り
偉大なレジェンドの決断を、古巣ファンは快く思わなかったようだ。
現地時間11月27日、スウェーデンの古豪ハンマルビーIFは、元マンチェスター・ユナイテッドのFWズラタン・イブラヒモビッチが、クラブの株式を取得したと発表した。
英紙『The Sun』によれば、イブラヒモビッチは、自身が先月まで所属していたロサンゼルス・ギャラクシーの運営会社でもある『Anschutz Entertainment Group』が所有していたハンマルビーの株のうち、およそ25パーセントを取得し、事実上の共同オーナーとなったと報じた。
現在38歳のイブラヒモビッチは、ここ最近、去就が注目されるひとりだ。先月12日にLAギャラクシーとの契約満了に伴ってフリーの身となると、ミランやボローニャ、ナポリといったセリエAの複数クラブから、過去に師弟関係にあったジョゼ・モウリーニョが就任したトッテナムなど、様々な移籍の噂が飛び交っている。
その新天地の候補のひとつに、イブラヒモビッチが下部組織時代から6年を過ごしたマルメも挙げられていた。同クラブは今年10月に銅像を建造するなど、同選手をいわば英雄として崇めている。
ファン人気も高かっただけに、マルメのライバルクラブであるハンマルビーの株をイブラヒモビッチが買い取ったことで、思わぬ騒動が発生した。なんと、銅像が破壊行為を受けたのだ。
現地時間11月27日、スウェーデンの古豪ハンマルビーIFは、元マンチェスター・ユナイテッドのFWズラタン・イブラヒモビッチが、クラブの株式を取得したと発表した。
英紙『The Sun』によれば、イブラヒモビッチは、自身が先月まで所属していたロサンゼルス・ギャラクシーの運営会社でもある『Anschutz Entertainment Group』が所有していたハンマルビーの株のうち、およそ25パーセントを取得し、事実上の共同オーナーとなったと報じた。
現在38歳のイブラヒモビッチは、ここ最近、去就が注目されるひとりだ。先月12日にLAギャラクシーとの契約満了に伴ってフリーの身となると、ミランやボローニャ、ナポリといったセリエAの複数クラブから、過去に師弟関係にあったジョゼ・モウリーニョが就任したトッテナムなど、様々な移籍の噂が飛び交っている。
その新天地の候補のひとつに、イブラヒモビッチが下部組織時代から6年を過ごしたマルメも挙げられていた。同クラブは今年10月に銅像を建造するなど、同選手をいわば英雄として崇めている。
ファン人気も高かっただけに、マルメのライバルクラブであるハンマルビーの株をイブラヒモビッチが買い取ったことで、思わぬ騒動が発生した。なんと、銅像が破壊行為を受けたのだ。
『The Sun』が紹介したSNSの動画には、27日に複数のマルメ・サポーターがイブラヒモビッチの銅像に火を付けている様子が映し出され、腕や頭部にトイレの便座やビニールシートがかけられ、地面には人種差別的なメッセージがスプレーで落書きされた画像も確認されている。
ちなみにイブラヒモビッチ自身は、「プレーヤーとしてスウェーデンに戻るつもりはないと10年間言い続けてきた。それはあり得ない」と断言。さらにマルメに対しては、次のようにコメントしている。
「ハンマルビーとのことは、俺がマルメにしてきたこととは全く別の話だ。キャリアをスタートした場所とは何の関係もない。俺がやってきたことは永遠に残るんだ」
なお、今回の騒動に関して、地元当局は、犯人の逮捕の為に捜査を開始するとしている。
構成●サッカーダイジェストWeb編集部