サポーターの大半がMOMに指名!
現地時間11月24日、ドイツ2部の第14節が行なわれ、シュツットガルトはホームにカールスルーエを迎えた。本拠地を同じくするライバルとのダービーマッチということで、スタジアムには多くのサポーターが詰めかけ、物々しい雰囲気が漂うなか、3-0で快勝を収めている。
この注目の一戦で、移籍後初となる先発出場を果たしたのが遠藤航だ。今夏にベルギーのシント=トロイデン(STVV)から期限付きで加入した日本代表MFは、スタメンのチャンスが巡ってこなかった。その鬱憤を晴らすかのように、4-3-3のアンカーで存在感を存分に発揮し、90分フル出場で勝利に貢献している。
中盤の底で何度もカールスルーエのチャンスを潰し、シュツットガルトの中盤のバランスを保っていた遠藤に、現地紙『Stuttgarter Nachrichten』はチームトップタイの「2」を与え、このように称えている。(※ドイツメディアの採点は1が最高、6が最低)
「実に長い間、シュツットガルト指揮官のティム・ヴァルターはこの日本人を隠し続けていたが、とうとう先発で起用するときが来た。ここ最近、調子のよくなかったアタカン・カラゾルの代わりに最終ラインの前に入った日本代表プレーヤーは、非常に堅実なパフォーマンスでチームを助けた。彼は今日の中盤のメンバーのうちベストであり、そのチェックの強さに皆が驚き、誰よりもデュエルを仕掛け、勝利してみせた」
また、地元紙『Zeitungsverlag Waiblingen』もこの勝利の象徴として遠藤を取り上げ、「初の先発で誰よりも力強いパフォーマンス」と称賛。同紙によれば、デュエルの成功率は79%、パスの成功率も73%と高い数値を残したという。
この注目の一戦で、移籍後初となる先発出場を果たしたのが遠藤航だ。今夏にベルギーのシント=トロイデン(STVV)から期限付きで加入した日本代表MFは、スタメンのチャンスが巡ってこなかった。その鬱憤を晴らすかのように、4-3-3のアンカーで存在感を存分に発揮し、90分フル出場で勝利に貢献している。
中盤の底で何度もカールスルーエのチャンスを潰し、シュツットガルトの中盤のバランスを保っていた遠藤に、現地紙『Stuttgarter Nachrichten』はチームトップタイの「2」を与え、このように称えている。(※ドイツメディアの採点は1が最高、6が最低)
「実に長い間、シュツットガルト指揮官のティム・ヴァルターはこの日本人を隠し続けていたが、とうとう先発で起用するときが来た。ここ最近、調子のよくなかったアタカン・カラゾルの代わりに最終ラインの前に入った日本代表プレーヤーは、非常に堅実なパフォーマンスでチームを助けた。彼は今日の中盤のメンバーのうちベストであり、そのチェックの強さに皆が驚き、誰よりもデュエルを仕掛け、勝利してみせた」
また、地元紙『Zeitungsverlag Waiblingen』もこの勝利の象徴として遠藤を取り上げ、「初の先発で誰よりも力強いパフォーマンス」と称賛。同紙によれば、デュエルの成功率は79%、パスの成功率も73%と高い数値を残したという。
ヴァルター監督も、試合後の会見で遠藤を絶賛している。
「ワタルはとてもいいプレーをしてくれた。彼は日本代表のプレーヤーであり、プレッシャーや恐怖、環境が変わることに対しての問題はない。素晴らしかった。複数のポジションをこなすことができ、チームのオプションを豊かにする素晴らしい”少年”だ。私たちは彼を無駄にしない」
また、地元サポーターに対しても小さくないインパクトを残したようだ。試合直後からクラブの公式アカウントにはコメントが殺到し、マンオブ・ザ・マッチに遠藤の名前を挙げるファンが非常に多い。
「なぜ、彼が今日までプレーすることが許されなかったのか疑問だ」
「なんてビースト(野獣)だ!なんてプレーだ!」
「これで彼を先発で使わない理由はなくなった」
「今日の布陣を続けるだけで、俺たちは1部へ行ける!」
「ダービー男、エンドー!」
「なんてこった、彼こそがウチの最終兵器だ」
「(守備の)ヘディングモンスター」
シュツットガルトはこの勝利で暫定3位に浮上。次節はアウェーでサンドハウゼンと対戦する。遠藤は再び先発の機会をモノにし、勝利に貢献できるか。
構成●サッカーダイジェストWeb編集部