今夏は紆余曲折の末に残留決着。
現地時間11月10日のユベントス対ミラン(セリエA12節)で試合を決めたのが、パウロ・ディバラだった。
ベンチスタートだったアルゼンチン代表FWだが、55分にクリスチアーノ・ロナウドに代わってピッチに登場。そして77分、ペナルティーエリア手前でゴンサロ・イグアインからラストパスを受けると、左足で打つと見せかけて対面のアレッシオ・ロマニョーリをかわし、持ち替えた右足でシュートを沈める。ユーベはこの1点を守り切ってビッグマッチを制し、首位の座を守ったのだった。
今夏のディバラは放出候補に挙がり、実際にユーベはマンチェスター・Uやトッテナムなどとクラブ間合意。しかし本人が移籍を拒否し、残留決着となっていた。
マウリツィオ・サッリ新監督はこれを受けて、4-3-1-2システムの2トップでC・ロナウド、イグアイン、そしてディバラのローテーション制を採用。ここまでセリエAとCLの計16試合で、先発出場は3人の中で最も少ない8試合に留まっている。ただ、実は時間あたりのゴール率では圧倒的なトップだ。
【ユベントスFW陣のゴール率】
●ディバラ:717分間で5ゴール=143分間に1ゴール
●C・ロナウド:1217分で6ゴール=203分間に1ゴール
●イグアイン:972分間で3ゴール=324分間に1ゴール
※セリエAとCLの計16試合が対象
ベンチスタートだったアルゼンチン代表FWだが、55分にクリスチアーノ・ロナウドに代わってピッチに登場。そして77分、ペナルティーエリア手前でゴンサロ・イグアインからラストパスを受けると、左足で打つと見せかけて対面のアレッシオ・ロマニョーリをかわし、持ち替えた右足でシュートを沈める。ユーベはこの1点を守り切ってビッグマッチを制し、首位の座を守ったのだった。
今夏のディバラは放出候補に挙がり、実際にユーベはマンチェスター・Uやトッテナムなどとクラブ間合意。しかし本人が移籍を拒否し、残留決着となっていた。
マウリツィオ・サッリ新監督はこれを受けて、4-3-1-2システムの2トップでC・ロナウド、イグアイン、そしてディバラのローテーション制を採用。ここまでセリエAとCLの計16試合で、先発出場は3人の中で最も少ない8試合に留まっている。ただ、実は時間あたりのゴール率では圧倒的なトップだ。
【ユベントスFW陣のゴール率】
●ディバラ:717分間で5ゴール=143分間に1ゴール
●C・ロナウド:1217分で6ゴール=203分間に1ゴール
●イグアイン:972分間で3ゴール=324分間に1ゴール
※セリエAとCLの計16試合が対象
またディバラは3アシストも記録し、2アシストのC・ロナウド、4アシストのイグアインにまったく引けを取らない数字。出場時間で考えると最もゴールに直接絡んでいるのは間違いなくディバラであり、実質的にエース級の活躍と言ってもいい。
怪我を抱えるC・ロナウドがここ数試合は精彩を欠くうえ、イグアインもコンスタントにゴールネットを揺らせていないだけに、ユーベとしてはディバラのさらなる活躍に期待したいところだろう。
構成●ワールドサッカーダイジェスト編集部