投入直後にいきなり見せ場が!
チャンピオンズ・リーグのグループステージ4節、アタランタとのアウェーマッチでマンチェスター・シティのピンチを救ったある選手に、称賛が集まっている。
1-1で迎えた81分だった。センターサークル付近でMFイルカイ・ギュンドアンがボールを奪われ、アタランタのカウンターが炸裂。素早い切り替えからMFアレハンドロ・ゴメスがスルーパスを通し、高く押し上げていたマンCのDFラインの裏にヨシプ・イリチッチが抜け出す。その瞬間だった。勢いよく飛び出してきたGKクラウディオ・ブラーボが、右にかわそうとしたスロベニア代表FWを倒してしまうのだ。
ペナルティーエリアの外だったとはいえ、このプレーでブラーボは一発退場。筋肉トラブルでハーフタイムに守護神エデルソンを下げていたマンCは、ベンチにGKが不在の状況に陥ってしまう。このピンチにジョゼップ・グアルディオラ監督は、リャド・マハレズに代えて右SBが本職のカイル・ウォーカーをGKとして投入する決断を下すのだ。
1-1で迎えた81分だった。センターサークル付近でMFイルカイ・ギュンドアンがボールを奪われ、アタランタのカウンターが炸裂。素早い切り替えからMFアレハンドロ・ゴメスがスルーパスを通し、高く押し上げていたマンCのDFラインの裏にヨシプ・イリチッチが抜け出す。その瞬間だった。勢いよく飛び出してきたGKクラウディオ・ブラーボが、右にかわそうとしたスロベニア代表FWを倒してしまうのだ。
ペナルティーエリアの外だったとはいえ、このプレーでブラーボは一発退場。筋肉トラブルでハーフタイムに守護神エデルソンを下げていたマンCは、ベンチにGKが不在の状況に陥ってしまう。このピンチにジョゼップ・グアルディオラ監督は、リャド・マハレズに代えて右SBが本職のカイル・ウォーカーをGKとして投入する決断を下すのだ。
背中に「BRAVO」の名前が入ったユニホームに着替えてゴールマウスに向かったウォーカーの見せ場は、いきなり訪れる。ブラーボのそのファウルでアタランタに与えていたFKの場面。キッカーを務めるのは、このタイミングで投入されたルスラン・マリノフスキで、直接FKに定評のあるMFだった。
左足で力強く蹴り出されたボールは、壁の横を抜けてウォーカーの正面へ。ワンバウンドして飛んできた鋭いボールをキャッチできず前に落としてしまったものの、敵が寄せるより早く捕球することに成功し、ピンチを見事に凌いでみせた。
その後、アタランタがゴール前に送り込んだフィードに反応してボールを収めた場面以外にピンチはなかったとはいえ、チームの窮地を救ったそのプレーぶりに、ツイッター上ではマンCの日本語公式アカウントが「偽ゴールキーパー」と書き込めば、アタランタのMFマルテン・デローンも「お見事! まったく心配なかった」とツイートするなど、突然の抜擢に応えたウォーカーのパフォーマンスを称えていた。
試合はウォーカーの活躍もあり、1-1のドローで終了している。
●構成/ワールドサッカーダイジェスト編集部
左足で力強く蹴り出されたボールは、壁の横を抜けてウォーカーの正面へ。ワンバウンドして飛んできた鋭いボールをキャッチできず前に落としてしまったものの、敵が寄せるより早く捕球することに成功し、ピンチを見事に凌いでみせた。
その後、アタランタがゴール前に送り込んだフィードに反応してボールを収めた場面以外にピンチはなかったとはいえ、チームの窮地を救ったそのプレーぶりに、ツイッター上ではマンCの日本語公式アカウントが「偽ゴールキーパー」と書き込めば、アタランタのMFマルテン・デローンも「お見事! まったく心配なかった」とツイートするなど、突然の抜擢に応えたウォーカーのパフォーマンスを称えていた。
試合はウォーカーの活躍もあり、1-1のドローで終了している。
●構成/ワールドサッカーダイジェスト編集部