スペインのラ・リーガ２部は10月18～20日に第12節が行なわれた。

　輝きを放ったのが、ウエスカの岡崎慎司だ。ルーゴ戦で７試合連続のスタメンを飾ると、２点のビハインドで迎えた54分、右サイドからのクロスに合わせて、今シーズン２点目をゲット。チームは２‐３で敗れたものの、８節以来４試合ぶりのゴールで存在感を示した。

５位サラゴサの香川真司は、20位のミランデス戦で２試合ぶりに先発復帰。ビルドアップには絡んだものの、ゴール前で決定的な仕事をできず、70分に交代する際にはブーイングも聞かれた。チームも１‐２で敗れて、連敗を喫している。

　モンゴル戦とタジキスタン戦でともに90分間プレーした日本代表戦から戻ってきた、デポルティボの柴崎岳は、０‐２で敗れたマラガ戦に強行出場。71分までピッチに立つも、絶不調のチームを救うことはできまかった。

　エストレマドゥーラのGK山口瑠伊は、０‐３で完敗したラージョ・バジェカーノ戦でベンチ入りしたものの出場機会はなかった。

　第13節は現地25～27日に開催。注目は最下位のデポルティボが挑む、ひとつ順位が上のラシン・サンタンデールとのアウェー戦だ。残留を争うライバルとの直接対決は絶対に落とせないだけに、柴崎の活躍に期待が集まる。

●第12節の主な試合結果
ルーゴ    　　  ３-２ 　ウエスカ 
サラゴサ     　 １-２   ミランデス
デポルティボ   ０-２   マラガ 

●第13節の主な対戦カード
［10月26日］
ﾗｼﾝ･ｻﾝﾀﾝﾃﾞｰﾙ vs デポルティボ

［10月27日］
ｽﾎﾟﾙﾃｨﾝｸﾞ･ﾋﾎﾝ vs サラゴサ 
ウエスカ vs エルチェ