稀代の名手が、ド派手で希少価値の高いスーパーカーを手に入れた。
 
　ＭＬＳのＬＡギャラクシーでプレーする元スウェーデン代表FW、ズラタン・イブラヒモビッチが自身のインスタグラムを更新。「誕生日おめでとう、ズラタン」の一文とともに掲載されたのは、きわめて斬新なフォルムのオープンカーだ。イタリアの高級車フェラーリの『Monza SP2』である。
 
　10月３日に38歳となったイブラが“自身”にプレゼントしたのだろう。どうやらディーラーで撮影した写真のようで、ひょっとしたら納車はこれからなのかもしれない。『Monza SP2』は昨年発売され、世界で499台しか生産されていないプレミアムな限定車。英紙『The Sun』によればその価格は140万ポンド（約２億円）を超えるとされ、時速100キロに達するまでわずか2.9秒、最高時速300キロを誇る、まさに問答無用のウルトラカーなのだ。
 
　この投稿を見たフォロワーから返信欄にメッセージが殺到。「さすがキングにふさわしい逸品だ！」「運転している姿が容易に想像できるね」「愛車をお披露目するなんて珍しいな」「微妙な色だしフェラーリっぽくない」「自分へのご褒美にしちゃゴージャスすぎ！」「やることなすことスケールが違う」などなど、さまざまな書き込みが寄せられている。

 

　10月６日、シーズンの最後を飾るプレーオフが開幕した。今季のＭＬＳでもイブラは、28試合に出場して29ゴール（７アシスト）と圧巻の数値を叩き出している。この点を称えているのが英紙『The Sun』で、「30歳を超えてから彼は300ゴール近くをマークしている。１試合平均のゴール数は驚きの0.81点だ！　いったいこの偉大なるＦＷは何歳まで現役を続け、ゴールを積み重ねていくのだろうか」と綴っている。
 
　老いてますます盛んなスーパーレジェンド。冬の移籍市場で欧州のトップシーンに返り咲くとの情報が後を絶たないが、はたしてどうなるか──。
 
構成●サッカーダイジェストWeb編集部