SNS上で動画が拡散。批判と嘲笑で大騒ぎに
目を疑いたくなるハプニングが起こったのは、チェコのユースチーム同士の公式戦でだ。
チェコ全国紙『iROZHLA』が驚きをもって伝えたのが、日曜日に行なわれた全国U-18リーグ、ベルーン対スラニー戦でのひと幕。スタンドの観客が撮影した動画に映し出されているのは、衝撃的な光景だった。
試合開始直後から、やたらとざわつくスタンド。よく見るとゲームの副審を務めるミラン・セファラ氏が、千鳥足でタッチライン際を右往左往している。明らかに飲酒による泥酔状態で、観客やベンチに陣取る控え選手たちもそれに気づき、やんややんやの大騒ぎ。うつ伏せで倒れ込んでなかなか起き上がれないなど、ユースの試合とはいえ、あるまじき大失態だ。
やがて運営側のスタッフがセファラ氏に歩み寄り、交代するように促す。だが本人は、頑として申し出を受け入れない。トマス・ブロゼク主審を呼び出して説得を試みたが、なんと主審は「大丈夫なんだろ?」とサムズアップのポーズを取って、セファラ氏にゴーサインを出す始末。任務を続行させたのである。
その一部始終が収められた動画がSNS上に出回り、批判(ほとんどは嘲笑)が殺到。『iROZHLA』紙によれば、「チェコ・サッカーの恥だ」「二度と担当させるな!」と厳しい意見があれば、「こんな傑作、見たことがない!」「笑わせてもらったからOK」「世界的な有名人になったね」「なにより史上最低のジャッジをしたのは主審だろ」など、さまざまな角度から意見が寄せられている。
チェコ全国紙『iROZHLA』が驚きをもって伝えたのが、日曜日に行なわれた全国U-18リーグ、ベルーン対スラニー戦でのひと幕。スタンドの観客が撮影した動画に映し出されているのは、衝撃的な光景だった。
試合開始直後から、やたらとざわつくスタンド。よく見るとゲームの副審を務めるミラン・セファラ氏が、千鳥足でタッチライン際を右往左往している。明らかに飲酒による泥酔状態で、観客やベンチに陣取る控え選手たちもそれに気づき、やんややんやの大騒ぎ。うつ伏せで倒れ込んでなかなか起き上がれないなど、ユースの試合とはいえ、あるまじき大失態だ。
やがて運営側のスタッフがセファラ氏に歩み寄り、交代するように促す。だが本人は、頑として申し出を受け入れない。トマス・ブロゼク主審を呼び出して説得を試みたが、なんと主審は「大丈夫なんだろ?」とサムズアップのポーズを取って、セファラ氏にゴーサインを出す始末。任務を続行させたのである。
その一部始終が収められた動画がSNS上に出回り、批判(ほとんどは嘲笑)が殺到。『iROZHLA』紙によれば、「チェコ・サッカーの恥だ」「二度と担当させるな!」と厳しい意見があれば、「こんな傑作、見たことがない!」「笑わせてもらったからOK」「世界的な有名人になったね」「なにより史上最低のジャッジをしたのは主審だろ」など、さまざまな角度から意見が寄せられている。
事態を重く見た中央ボヘミア州サッカー協会は、「近日中にミラン・セファラの行為に対する懲戒処分を検討する。許されない振る舞いであり、厳しく罰せられるだろう」との声明を発表した。だが。『iROZHLA』紙はそれから3日が経過したが、いまだなんらアクションがないと報じている。
さらに同紙によれば、「3年前の悪夢が蘇った」という。2016年5月、チェコ1部リーグのプルシブラム対スラビア・プラハ戦で、第4審判が同じく酩酊状態で任務に当たった。あろうことか目の前にいた副審の動きを真似て、タッチライン際を行き来する悪ふざけに興じたのだ。このときは第4審判に2年間の職務停止処分が科されたが、はたして今回はどうなるか──。
構成●サッカーダイジェストWeb編集部
さらに同紙によれば、「3年前の悪夢が蘇った」という。2016年5月、チェコ1部リーグのプルシブラム対スラビア・プラハ戦で、第4審判が同じく酩酊状態で任務に当たった。あろうことか目の前にいた副審の動きを真似て、タッチライン際を行き来する悪ふざけに興じたのだ。このときは第4審判に2年間の職務停止処分が科されたが、はたして今回はどうなるか──。
構成●サッカーダイジェストWeb編集部