「試合中、自分に腹が立った」U-22代表初招集の菅原由勢がマンUとの大一番で得た小さくない収穫【現地発】

カテゴリ:海外日本人

中田徹

2019年10月04日

「本当にサッカーを続けてきて良かった」と正直に

ELのマンU戦で堂々たるパフォーマンスを披露した菅原。とりわけ“修正後”の後半は出色の出来だった。(C)Getty Images

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 ヨーロッパリーグのAZアルクマール(オランダ)対マンチェスター・ユナイテッド(イングランド)は、0-0の引き分けに終わった。
 
 地の利を活かし攻勢に出たAZは計12本のシュートを放ったが、フィニッシュに精度を欠いた。一方、週末のニューカッスル・ユナイテッド戦にプライオリティーを置くマンチェスター・Uは、メンバーを落としてAZと戦い、枠内シュートゼロで試合を終えている。AZは2試合連続の引き分けとなり、グループステージ3位。マンチェスター・Uは2位で、浅野拓磨が所属するパルチザン・ベオグラードが首位に立っている。
 
 AZの菅原由勢は右サイドバックで先発し、87分からは一列上がってサイドハーフを務め、フル出場を果たした。前半は足にボールが上手く付かない場面もあり、アタッキングサードではボールタッチに繊細さを欠いた。しかし徐々に盛り返して前半終了間際にはワンツーから右サイドを抜け出し、カットインからシュート。後半は伸び伸びとプレーし、好クロスを供給したばかりでなく、“10番”の位置に飛び出してチャンスをお膳立てしたりした。
 
「今回、マンチェスター・ユナイテッドとこうして対戦できて、本当にサッカーを続けてきて良かった。まだまだここは通過点ではありますけれど、こういうところでマンUと試合できたのは、僕にとって非常に大きな経験になると思います」
 
 ピッチに立ったとき、菅原が感じたのはマンチェスター・Uが発してくる圧力だった。リラックスして試合に臨んだつもりでも、敵の“圧”に押されて、前半の菅原はミスを繰り返してしまう。
 
「試合中、自分に腹が立った。『マンU 相手にもっと自分のプレーを出さないといけない』とも思いました。ミスが続いて、情けない自分が本当にいたというか……。ハーフタイムに一度、自分のプレーを振り返って『もっとやらなきゃ』と自分に問いかけて、後半しっかり持ちこたえられたことは収穫かなと思います」

 
 菅原とマッチアップしたのは、2017年秋に開催されたU17ワールドカップのラウンド・オブ16でイングランドと対戦した時に手こずったアンヘル・ゴメスだった(試合は0-0からのPK戦の末、日本が敗れた)。
 
「2017年のワールドカップでゴメスにはチンチンにやられてしまいました。そういう選手もマンUドにはいました。『自分が成長した姿、自分の実力を見せつけないといけない』と感じて、自分を奮い立たせてプレーしました。試合後、彼とちょっと話をしましたが、僕のことを覚えていたみたいです。今日は勝てませんでしたが、あれだけ差があった選手に対して、同じ舞台で戦えることができたということには感慨深いものがあります。さらにここから勝負が続くと思うので、まだまだ自分を向上させたいです」

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