「カマダ、トミヤスに続く…」と現地紙
現地時間9月21日、ベルギー・リーグの第7節が行なわれ、シント=トロイデン(STVV)はアウェーでMF森岡亮太を擁するシャルルロワと対戦し、3-0で勝利。この試合でSTVV移籍後初先発を果たし、初ゴールを決めたFW鈴木優磨を、現地メディアは高く評価している。
2トップの一角で初スタメンを飾った鈴木は、序盤から精力的に動いてシャルルロワの守備を攪乱。そして34分、後方からのボールを足下に収め、DFともつれ合いながら泥臭くゴールにねじ込み、ベルギー初ゴールとなる先制点を奪う。68分には、左サイドからのクロスに合わせたヘディングシュートが相手DFの腕に当たり、PKを誘発。2点目を演出した。
2点に絡んだ鈴木は、87分に交代。その後1点を加えたSTVVは、3‐0で快勝を飾った。現地メディアは、その立役者となった日本人ストライカ―を称賛している。
ベルギー全国紙『Het Belang van Limburg』は「STVVがシャルルロワにダメージを与える黒星をつけた」として、鈴木の活躍をこう伝えている。
「先制点の場面で、スズキは宙を舞いながら足を伸ばし、躓きながらもバウンドしたボールをゴールに運んだ。彼のSTVVでの初得点は、シャルルロワGKとDFを押しのける、トリッキーなものだった。
そして、後半の嫌な流れを切り替えたのも彼だった。シャルルロワがプレッシャーを強め、STVVの中盤が崩壊しかけた68分、スズキのヘディングがDFのハンドを誘い、VAR判定によりPKが与えられ、ジョーダン・ボタカがこれを沈めている」
2トップの一角で初スタメンを飾った鈴木は、序盤から精力的に動いてシャルルロワの守備を攪乱。そして34分、後方からのボールを足下に収め、DFともつれ合いながら泥臭くゴールにねじ込み、ベルギー初ゴールとなる先制点を奪う。68分には、左サイドからのクロスに合わせたヘディングシュートが相手DFの腕に当たり、PKを誘発。2点目を演出した。
2点に絡んだ鈴木は、87分に交代。その後1点を加えたSTVVは、3‐0で快勝を飾った。現地メディアは、その立役者となった日本人ストライカ―を称賛している。
ベルギー全国紙『Het Belang van Limburg』は「STVVがシャルルロワにダメージを与える黒星をつけた」として、鈴木の活躍をこう伝えている。
「先制点の場面で、スズキは宙を舞いながら足を伸ばし、躓きながらもバウンドしたボールをゴールに運んだ。彼のSTVVでの初得点は、シャルルロワGKとDFを押しのける、トリッキーなものだった。
そして、後半の嫌な流れを切り替えたのも彼だった。シャルルロワがプレッシャーを強め、STVVの中盤が崩壊しかけた68分、スズキのヘディングがDFのハンドを誘い、VAR判定によりPKが与えられ、ジョーダン・ボタカがこれを沈めている」
また、現地サッカー専門誌『VOETBAL Belgie』は「23歳の日本人は、先発のプレッシャーをすぐに自信に変えた。彼の加入は、昨シーズンのダイチ・カマダ、タケヒロ・トミヤスに続く、STVVにとって最高の“買い物”となるだろう」と絶賛した。
さらに現地メディア『voetbal nieuws』も、「STVVはシャルルロワに苦痛をもたらした。試合開始30分までは“低調”なままだったが、ユウマ・スズキのゴールが流れを作った」と綴った。レギュラーシーズン終了後に上位6クラブで行なわれるプレーオフ1行きを目標とするSTVVについては、「トップ6の香りが漂い始めた」とし、鈴木がフィットし始めたことで、チームの状態が上がっていることを伝えている。
この試合の結果により、STVVは12位から暫定9位に浮上。次節は、ホームに昨季王者のヘンクを迎える。鈴木が再び先発を飾り、伊東純也との日本人アタッカー対決が実現するのを期待したい。
構成●サッカーダイジェストWeb編集部