【現地発】大迫勇也所属ブレーメンの新鋭、ホッフェンハイムに就任した元アヤックスのコーチら――ブンデス全18チームの指揮官を徹底分析 PART2

カテゴリ:連載・コラム

中野吉之伴

2019年09月07日

CL、EL枠争いの上位進出が期待される6チーム

左上からコーフェルト(ブレーメン)、シュトライヒ(フライブルク)、シュローダー(ホッフェンハイム)。右上からワグナー(シャルケ)、ヒュッター(フランクフルト)、フンケル(デュッセルドルフ)。 (C) Getty Images

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 ブンデスリーガが開幕して、3節が終わった。

 狙い通りのスタートダッシュをできたクラブがあれば、思いもよらず連敗スタートとなってしまったクラブもある。いずれにしてもリーグはまだ始まったばかり。長丁場をどのように潜り抜けていくのか。各クラブの指揮官の手腕に期待したいところだ。

 ブンデスリーガ全クラブ指揮官チェックパート2では、上位争いに食い込んできそうな可能性を漂わせている6チームを取り上げてみようと思う。
 
ブレーメン(昨季8位)
監督【フロリアン・コーフェルト】
期待値:◎

 36歳にして18年度のドイツ最優秀監督に選ばれたコーフェルトは、現代サッカーの指揮官に必要な要素を全て兼ね備えている逸材だ。

 戦術理解が深く、様々な状況に合わせた対策を即時に繰り出す。現状を打破するために躊躇せずに、勇敢な決断を下すことができる。うまくいかないときでも不必要に感情的にはならず、敗戦後であってもいいプレーはいいプレー、ダメなプレーはダメなプレーと非常に論理的に判断している。

 地元メディアからの信頼も厚い。これまでエースだったマックス・クルゼが移籍しても全く動じず、昨季に加入した日本代表FW大迫勇也を新たな柱に据えて、これまでとはまた違ったチーム作りを遂行しようとしている。

 ただ、今季はシーズン前から「目標はEL出場権以上」を公言していることが、不必要なプレッシャーとならないか懸念される。特に守備陣に負傷者が続出しているので、序盤戦をどう乗り切るかが、重要になりそうだ。
 
シャルケ(昨季14位)
監督【デイビッド・ワグナー】
期待値:○

 ファンの願いは「CL常連だったころのシャルケに戻れるか」。だが、昨季を14位で終え、今季いきなり急浮上するとは考えにくい。そもそもCL、ELともに出場できないことで金銭的な余裕がないために、大幅な戦力補強をすることはできない。

 そんななかワグナーに期待されているのは、シャルケファンがアイディンティティを感じられるサッカーを提供することだ。ユルゲン・クロップの親友でもあるワグナーは、前線からの積極的なプレス、攻守の素早い切り替え、ダイナミックな攻撃を志向する。

 事実、今季のシャルケからは昨季のチームにはなかった躍動感がすでに感じられる。ただ、もちろん完成度はまだ十分ではない。既存の戦力をうまくいかして、EL出場権争いに関わることができれば、十分な成果といえるのではないだろうか。

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