現地時間6月1日、チャンピオンズ・リーグ(CL)の決勝、トッテナム対リバプールがマドリードで開催される。
試合前日には、ビッグマッチを待ちきれない両チームのサポーターが、早くも街で盛り上がっている様子が目撃された。
市内中心部にあるソル駅前の広場『プエルタ・デル・ソル』では、CLファイナルに向けたイベントが開催されており、ビッグイヤー(優勝トロフィー)と写真を撮れるブースやオフィシャルショップは長蛇の列ができていた。
あくまでユニホームを着ているファンだけで判断すると、6対4でレッズのそれのほうが多かっただろうか。赤のシャツが目立つだけかもしれないが……。
両軍のサポーターに話を訊くと、トッテナム・ファンが「明日の試合で期待している選手」に挙げたのが、ハリー・ケイン、ソン・フンミン、そしてルーカス。リバプールのほうは、やはりモハメド・サラーが圧倒的だった。
歌声は眠りを妨げるほど!
夜になると、バルで盛り上がり、大声でチャントを歌うサポーターがあちこちで見られた。まるでマドリードの街を占拠したかのようだ。
筆者が宿泊しているソル駅近くでは、深夜4時頃まで歌声が続き、それは眠りを妨げるほどの大音量だった。
決勝本番でも、さぞ大声で会場を盛り上げてくれることだろう。
取材・文●江國 森(サッカーダイジェストWeb編集部)