「タケのプレーが好きなんだよ」今季湘南で6戦4発!! 躍動する武富孝介に浦和時代のコーチ、盟友も溜飲を下げる

カテゴリ:Jリーグ

佐藤亮太

2019年04月19日

昨季、生粋の浦和っ子にサポーターの期待は大きかったが…

今季湘南で4ゴールを挙げるなど活躍を見せる武富。「腐らずやってきたのが良かった」と本人は振り返る。写真:田中研治

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 今季、浦和レッズから湘南ベルマーレに期限付き移籍中のMF武富孝介がゴールを量産している。J1・7節時点で6試合・4得点。意外といえば意外だが、そのポテンシャルを考えれば驚きはない。さばいて良し。動いて良し。打って良しの典型的なシャドーストライカーだ。
 
 その武富は昨季、不遇なシーズンを過ごした。生粋の浦和っ子だけにサポーターの期待は大きく、シーズン当初はリーグ開幕から公式戦8試合連続出場で、主力の座を掴んだかに見えた。しかし、4月になり状況は一変。堀孝史監督が契約解除され、大槻毅暫定監督を経て、オズワルド・オリヴェイラ監督が就任すると出番を失い、7月以降の公式戦でほぼピッチに立つことはなかった。
 
 武富にチャンスが来たのは、33節のアウェー湘南戦。柏木陽介の出場停止に伴う出場。ただ起用されたのは持ち味が出せるトップ下ではなく、トリプルボランチの一角。練習試合で何回かプレーしたものの、ほぼぶっつけ本番で機能するはずもなく、65分で交代。試合は1-2で敗れた。指揮官の眼鏡には適わなかった。だがそれでも、練習中の武富には出番を失ったことでの迷いや濁りはなかった。クールに、そして熱く、ボールと自分に向き合う姿が印象に残る。
 
 武富は「昨年はいろんなことにトライしたけど、チャンスをもらえずに終わった。でも腐らずやってきたのが良かった。浦和のコーチ、スタッフ、トレーナーに支えられた」と振り返った。
 
 腐らずにやってきたのが良かった――。
 
 この言葉に「その通り」とうなずくのが浦和・池田伸康コーチ。池田コーチは出場の少ない選手に普段から声をかけているが武富には慰めの言葉は一切かけなかったという。「タケ(武富)には前向きな言葉を言い続けた。『オレ、タケのプレーが好きなんだよ。楽しみだからピッチで見せてくれよ』とか。個人的にタケのプレーは好き(笑)。当然、タケにしか分からない苦しさ、大変さがあったけど、練習は嘘をつかないって改めて思った」と活躍を喜んだ。
 

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