【高円宮杯U-18】朝岡前監督からバトンタッチ! ”新生”市立船橋のキーマンはJ注目の新10番!!

カテゴリ:高校・ユース・その他

松尾祐希(サッカーダイジェストWEB)

2019年04月07日

波多監督の初陣は1-2で敗戦。新チームの課題と収穫は?

波多監督は八千代東高などで指導し、2016年に母校に赴任。コーチを3年務め、今年度からバトンを受け取った。写真:滝川敏之

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 冬の高校サッカー選手権大会を5度、夏のインターハイを9度、前身のU-18高円宮杯全日本ユース(現在のプレミアリーグ)を1度。市立船橋は高校三大大会を合計で15回制し、2種年代のサッカーシーンを牽引してきた。

 流経大柏と並んで“千葉の雄”と称される名門校にとって、今年はひとつの節目となる。指揮官が交代し、朝岡隆蔵前監督から昨年度まで3年間コーチを務めていた同校OBの波多秀吾監督にバトンタッチしたのである。
 
 市立船橋にとって、2002年まで指揮を執った布啓一郎氏以降では3度目の監督交代。翌年から2010年までは石渡靖之氏、そして2011年から朝岡前監督が采配を揮ってきた。そのいずれの指揮官も日本一を経験しており、代替わりしても伝統を紡いできた。

 だからこそ、託された襷はあまりにも重い。さらにここ2年は選手権出場を逃しており、今年度から千葉県におけるインターハイの出場枠がひとつになった。そうした幾つかの事情も含め、新指揮官が背負うものは計り知れない。

 波多監督が開幕前に「プレッシャーは尋常じゃない」と零すほど、大きな重圧を感じた中でプレミアリーグの初戦を迎えた。

 6日に行なわれた磐田U-18とのオープニングマッチ。先制点を許すなど、序盤は苦しんだ。だが、時間の経過とともに攻撃的な両SBの個性を生かし、一度は同点に追い付くなど見違えるようなパフォーマンスを披露。後半アディショナルタイムの失点から1-2で敗戦を喫したとはいえ、今後に希望を抱かせるゲーム内容だった。
 
 新指揮官も「序盤は不安定だった」と反省の弁を述べつつ、「攻撃の時はボールを動かしやすい立ち位置に変化させられたので、ボールは思い描いていたように回せた時間もあった」と選手たちを評価。この戦いぶりを2節目以降に繋げていきたいとした。
 
 新たなスタートを切った市立船橋。ここからどのようなチームを作り上げていくか注目が集まるなか、磐田戦で存在感を示していたのが10番の鈴木唯人(3年)だ。負傷離脱中の町田雄亮に代わり、キャプテンマークを託された新エースは開幕戦で躍動する。

 3-4-2-1のシャドーで起用されると、柔らかいタッチと創造性に富んだプレーで攻撃を牽引。1-1で迎えた73分には、左ウイングバックの植松建斗からゴール前でパスを受ける。そして、ここから圧倒的なスキルで観る者を唸らせるのだ。

 狭いエリアにもかかわらず、ワンタッチで相手の逆を取ってGKと1対1の局面を作り出す。最後はシュートを決め切れなかったものの、鈴木の実力を証明するには十分過ぎるシーンだった。
 

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