自らも新境地を開拓中の松井にタヴァレス監督も称賛
今年5月で38歳になる横浜FCのMF松井大輔が、新境地を開拓してプレーの幅を一段と広げている。そのトライが結実して、3月23日に行われた5節のFC岐阜戦では、横浜FC入りを決断した理由のひとつであるカズこと三浦知良と揃って先発出場を果たし、2-0の勝利を収めた。
2節のモンテディオ山形戦(●0-2)ではリベロで出場、さらに5節のFC岐阜戦(〇2-0)ではボランチで先発し、途中からは3-4-2-1の左ウイングバックを務めた。
「3バックのウイングバックは初めて。これでGK以外はすべてやりましたね」
松井はそのように“全ポジション達成”を喜ぶとともに、「監督が幅を広げてくれています。普通だったらセンターバックやサイドバックなんてやらせてもらえないですからね。必要とされて嬉しいです」と語る。その高い技術と戦術眼をどこで生かすか。その模索のなかで、フリーでボールを受けられて、比較的余裕を持ってプレーできる、最終ラインやウイングバックでの抜擢に至った。
2節のモンテディオ山形戦(●0-2)ではリベロで出場、さらに5節のFC岐阜戦(〇2-0)ではボランチで先発し、途中からは3-4-2-1の左ウイングバックを務めた。
「3バックのウイングバックは初めて。これでGK以外はすべてやりましたね」
松井はそのように“全ポジション達成”を喜ぶとともに、「監督が幅を広げてくれています。普通だったらセンターバックやサイドバックなんてやらせてもらえないですからね。必要とされて嬉しいです」と語る。その高い技術と戦術眼をどこで生かすか。その模索のなかで、フリーでボールを受けられて、比較的余裕を持ってプレーできる、最終ラインやウイングバックでの抜擢に至った。
そしてピッチを広く使って攻めてくる大木武監督率いる岐阜に勝利を収められたことで、松井はひとつ確かな手応えを掴んでいた。横浜FCのタヴァレス監督も「松井大輔は37歳とは思えないほど、精力的によく動いていました。リベロからボランチまで高いクオリティでプレーできることは、本当に驚きを与えてくれます」と称賛していた。
また、カズとの同時先発は横浜FCでは初めて実現。Jリーグでは2000年に松井がルーキーとして加入した京都時代以来となる。ちなみに鹿児島実高から京都入りする時もカズがいたことで決断している。
松井は昨年の加入記者会見で、カズへの想いを次のように語っていた。
「(ポーランドから横浜FCへの移籍は)カズさんと一緒にサッカーをしたいと思い決めました。僕自身、プロ生活があとそんなに長くないなか、カズさんと一緒にできるなんてもう何年もないと思っているので、本当に良かったです。ずっと背中を見てきた存在。オンとオフの切り替えの部分も含めて、プロとは何かのすべてをカズさんから教えてもらいました。
また、カズとの同時先発は横浜FCでは初めて実現。Jリーグでは2000年に松井がルーキーとして加入した京都時代以来となる。ちなみに鹿児島実高から京都入りする時もカズがいたことで決断している。
松井は昨年の加入記者会見で、カズへの想いを次のように語っていた。
「(ポーランドから横浜FCへの移籍は)カズさんと一緒にサッカーをしたいと思い決めました。僕自身、プロ生活があとそんなに長くないなか、カズさんと一緒にできるなんてもう何年もないと思っているので、本当に良かったです。ずっと背中を見てきた存在。オンとオフの切り替えの部分も含めて、プロとは何かのすべてをカズさんから教えてもらいました。