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「開始15分間で2点をリードしたのに…」鹿島のACL痛恨ドローを“神様”ジーコはどう見た!?

カテゴリ:Jリーグ

サッカーダイジェストWeb編集部

2019年03月13日

ジーコTDが済南を訪れるのは15年ぶり

手痛いドロー決着も鹿島はグループ首位を堅持。中国に帯同したジーコTDは「前を向こう」とエールを贈った。(C)Getty Images

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 鹿島アントラーズにとっては悔やまれるドローだろう。

 3月12日に敵地で行なわれたアジア・チャンピオンズリーグ第2節、山東魯能戦。鹿島はスロースタートのホームチームを尻目に序盤から攻め立て、10分、14分と立て続けに伊藤翔がゴールを奪って2点を先取する。だが21分、ハンドによるPKから1点を返されると、42分にもあっさり被弾し、前半のうちにスコアをタイに戻されてしまう。後半は持ち直して何度か決定機を迎えるも決め切れず、勝点1を得て帰国の途についた。

 チームとともに済南入りしていたのが、テクニカルディレクターのジーコ氏だ。“神様”が済南を訪れるのは日本代表監督時代の2004年以来、実に15年ぶり。優勝を飾ったアジアカップ、その準決勝でバーレーン代表を4-3で撃破した思い出の場所である。

 
 はたしてジーコTDは愛するチームの「2-2引き分け」をどう見たのか。試合後に自身のインスタグラムを更新し、以下のように私見を明かした。

「開始15分間で2点をリードしたのにもかかわらず、ドローで試合を終え、1ポイントしか獲得できなかった。チームはよく戦い、90分には得点チャンスを掴んだのだが、勝ち越すことはできなかったね。順位がどうなっているかは分からないが、ホームでの試合(第6節の山東魯能戦)はかならず勝たなければいけない。前を向いていこう」

 とはいえ、山東魯能はグループ最大のライバルで、敵地で1ポイントを得たのは悪い結果ではないはずだ。結果的に鹿島は2節を終えて勝点4を挙げ、グループ単独首位をキープしている。

 次節は4月9日、ふたたびアウェーの地に乗り込み、3位の慶南FC(韓国)と戦う。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部
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