フローニンヘンはドタバタ劇を制して8位浮上
大荒れのゲームを締めたのが、日本代表MFの退場だった。
現地3月3日、オランダ・エールディビジ第24節のフローニンヘン対VVVフェンロ戦が行なわれ、堂安律を擁するホームチームが3-2で逆転勝利を飾った。
冷たい雨が降りしきるなか、20分に先制されたフローニンヘンは24分、堂安が右サイドで得たFKから敵のハンドを誘ってPKを奪取。これをミムン・マヒが決めて同点とする。そして33分には、VAR(ビデオ・アシスタント・レフェリー)によってきわめて重要なジャッジが下された。VVVのモレーノ・ルッテンがフローニンヘンの選手の足を踏みつけてしまい、ひとまずはイエローカードを受ける。だが直後にVARが発動され、なんとレッドカードに変更されたのだ。まるで悪質ではなかったが……。数的優位に立ったフローニンヘンは41分にこの日2本目のPKを与えられ、前半のうちに逆転に成功した。
現地3月3日、オランダ・エールディビジ第24節のフローニンヘン対VVVフェンロ戦が行なわれ、堂安律を擁するホームチームが3-2で逆転勝利を飾った。
冷たい雨が降りしきるなか、20分に先制されたフローニンヘンは24分、堂安が右サイドで得たFKから敵のハンドを誘ってPKを奪取。これをミムン・マヒが決めて同点とする。そして33分には、VAR(ビデオ・アシスタント・レフェリー)によってきわめて重要なジャッジが下された。VVVのモレーノ・ルッテンがフローニンヘンの選手の足を踏みつけてしまい、ひとまずはイエローカードを受ける。だが直後にVARが発動され、なんとレッドカードに変更されたのだ。まるで悪質ではなかったが……。数的優位に立ったフローニンヘンは41分にこの日2本目のPKを与えられ、前半のうちに逆転に成功した。
しかしながら、チームはあっさり同点に追いつかれてしまう。46分、ヘディングのクリアミスが後方に流れて、そのまま難なく決められた。怒涛の反攻に打って出て、その最中の55分に堂安が足を滑らせて敵DFに身体ごとぶつかってしまい、不運にもイエローカードを頂戴する。攻めあぐねていたフローニンヘンがようやく勝ち越したのは64分。途中出場のイリアス・ベリ・ハッサニが鮮やかなミドルをねじ込んだ。以降は時間を上手く使いながら、ゲームは終盤に差し掛かっていた。
そんななか、88分だった。浮き球の処理をしようと振り上げた堂安の右足が相手選手の太ももに当たり、主審は有無を言わさず2枚目の警告。退場処分を食らってしまったのである。最初は信じられないという表情を浮かべた堂安だったが、すぐさま立ち上がり、不満気な素振りを見せることもなく足早にピッチを去った。ガンバ大阪時代を含めて、プロ初のレッドカードだ。
10人対10人となったフローニンヘンながらこのまま事なきを得ず、見事に3-2で逃げ切り。これでウインターブレイク明けは5勝1分け1敗と絶好調で8位に浮上し、ヨーロッパリーグのプレーオフ(4位~7位)が狙える位置にまで順位を押し上げてきた。
そんななか、88分だった。浮き球の処理をしようと振り上げた堂安の右足が相手選手の太ももに当たり、主審は有無を言わさず2枚目の警告。退場処分を食らってしまったのである。最初は信じられないという表情を浮かべた堂安だったが、すぐさま立ち上がり、不満気な素振りを見せることもなく足早にピッチを去った。ガンバ大阪時代を含めて、プロ初のレッドカードだ。
10人対10人となったフローニンヘンながらこのまま事なきを得ず、見事に3-2で逃げ切り。これでウインターブレイク明けは5勝1分け1敗と絶好調で8位に浮上し、ヨーロッパリーグのプレーオフ(4位~7位)が狙える位置にまで順位を押し上げてきた。