アヤックスとは会食、PSVはスカウトを送り続ける
オランダ・エールディビジのフローニンヘンに所属する堂安律の周囲が、本格的に騒がしくなってきた。
今冬に移籍の噂が浮上するもアジアカップ参加などの影響もあって見送られた堂安だが、今夏こそ移籍が確実視されており、アヤックスに加えてPSVも本格的に獲得に乗り出すようで、オランダ国内の名門クラブによる争奪戦の勃発が濃厚になっている。
アヤックスに関しては、これまで20歳の日本代表FWに対して度々コンタクトを試みている。先週、現地紙『De Telegraaf』はこう報じた。
「アヤックスは、ヘーレンフェーンの若き才能キク・ピーリーと、フローニンヘンの“宝石”である堂安律の獲得に前向きだ。クラブの”紹介”も兼ねて、先日アヤックスのホームで行なわれたチャンピオンズリーグ(CL)のレアル・マドリー戦に招待しようとしていた。
試合当日、試合のチケットを渡すためにアヤックス幹部とピーリー、堂安は、アムステルダムにあるホテル・オークラで会食したという」
堂安は、会食の場には姿を見せたものの、ホテルでの観戦を選び、実際にスタジアムで観戦はしなかったと伝えられている。
今冬に移籍の噂が浮上するもアジアカップ参加などの影響もあって見送られた堂安だが、今夏こそ移籍が確実視されており、アヤックスに加えてPSVも本格的に獲得に乗り出すようで、オランダ国内の名門クラブによる争奪戦の勃発が濃厚になっている。
アヤックスに関しては、これまで20歳の日本代表FWに対して度々コンタクトを試みている。先週、現地紙『De Telegraaf』はこう報じた。
「アヤックスは、ヘーレンフェーンの若き才能キク・ピーリーと、フローニンヘンの“宝石”である堂安律の獲得に前向きだ。クラブの”紹介”も兼ねて、先日アヤックスのホームで行なわれたチャンピオンズリーグ(CL)のレアル・マドリー戦に招待しようとしていた。
試合当日、試合のチケットを渡すためにアヤックス幹部とピーリー、堂安は、アムステルダムにあるホテル・オークラで会食したという」
堂安は、会食の場には姿を見せたものの、ホテルでの観戦を選び、実際にスタジアムで観戦はしなかったと伝えられている。
また現地メディアでは、PSVも堂安に興味を持って日本代表の試合にも度々スカウトを送っており、今夏の獲得に本腰を入れるだろうと報じている。
両クラブのOBからもお墨付きを与えられるなど、堂安の実力は問題ない。ただ、移籍実現のネックとなるのは、やはり“カネ”ということなりそうだ。
一部報道によれば、フローニンヘンが設定した移籍金は1200~1500万ユーロ(約15億6000~19億5000万円)といわれる。これは両クラブにとって、決して安くない金額である。
イタリアの移籍専門サイト『Calciomercato.com』が「堂安を狙うアヤックスとPSVは、2021年に期限が切れることを望んでいる」と綴っているように、両クラブともに、フローニンヘンと堂安の契約が切れる21年6月末まで待って、フリートランスファーで獲得するという考えも捨てきれていないようだ。
はたして、堂安の選択肢はオランダ国内か、それとも国外か。夏の移籍市場まで、その動向には国内外から注目が集まりそうだ。