「良くないジェスチャーだった」と認めつつも…
イタリアの絶対王者に浴びせた会心の一撃に、アトレティコ・マドリーの闘将は溢れ出る感情を抑えることができなかったようだ。
現地時間2月20日に行なわれたチャンピオンズ・リーグ(CL)ラウンド・オブ16の第1レグで、ユベントスを2-0と破ったアトレティコ。その指揮官であるディエゴ・シメオネのパフォーマンスが大きな話題となっている。
サッカー界でも指折りの熱血漢として知られるシメオネが、「そのジェスチェー」を見せたのは、78分にホセ・ヒメネスが先制弾を叩き込んだ直後だった。
71分にアルバロ・モラタのゴールがVARによって取り消されたこともあり、余程ストレスが溜まっていたのか、ヒメネスが均衡を破るや否や、シメオネは感情を爆発させる。クルっとスタンド方向を振り返ると、股間に両手を当て、その部分を強調するかのようなパフォーマンスを披露したのだ。
現地時間2月20日に行なわれたチャンピオンズ・リーグ(CL)ラウンド・オブ16の第1レグで、ユベントスを2-0と破ったアトレティコ。その指揮官であるディエゴ・シメオネのパフォーマンスが大きな話題となっている。
サッカー界でも指折りの熱血漢として知られるシメオネが、「そのジェスチェー」を見せたのは、78分にホセ・ヒメネスが先制弾を叩き込んだ直後だった。
71分にアルバロ・モラタのゴールがVARによって取り消されたこともあり、余程ストレスが溜まっていたのか、ヒメネスが均衡を破るや否や、シメオネは感情を爆発させる。クルっとスタンド方向を振り返ると、股間に両手を当て、その部分を強調するかのようなパフォーマンスを披露したのだ。
試合後、挑発行為とも取られかねないこのパフォーマンスについてシメオネは、「良くないジェスチャーだったのは認めるよ」と、行き過ぎた行為であったことを謝罪した。
そのうえで、「現役だったラツィオ時代にもしたことがある。『我々は大きな“タマ”を持っている』とファンに示すために再びやったんだ。相手チームを侮辱するつもりはなかった。ファンに向けてやったんだ」と行為に及んだ経緯を説明した。
シメオネが表現した“タマ”とは、スペインでは「根性」や「漢気」を表わす言葉でもあり、アルゼンチン人指揮官は、それをシンプルにファンへ伝えたかったようである。
強調した箇所が箇所だけに、今後、シメオネが何らかの処分を受ける可能性もゼロではない。だが、本人に悪びれる様子はない。
「私はあれをやる必要があると感じた。コンディションが100パーセントではないジエゴ・コスタを含めて、チームは一生懸命に戦っていたからね。とてもタフなゲームだったし、私も何かを示す必要があったんだ。もし誰かが怒っているなら謝罪するよ。でも、私は心の底からあれをやったんだ」
“らしさ”全開で、チームを発奮させたシメオネ。そんな闘将に導かれ、ユーベを撃破したアトレティコは、13日に行なわれる敵地での第2レグで突破を決めることができるだろうか。
そのうえで、「現役だったラツィオ時代にもしたことがある。『我々は大きな“タマ”を持っている』とファンに示すために再びやったんだ。相手チームを侮辱するつもりはなかった。ファンに向けてやったんだ」と行為に及んだ経緯を説明した。
シメオネが表現した“タマ”とは、スペインでは「根性」や「漢気」を表わす言葉でもあり、アルゼンチン人指揮官は、それをシンプルにファンへ伝えたかったようである。
強調した箇所が箇所だけに、今後、シメオネが何らかの処分を受ける可能性もゼロではない。だが、本人に悪びれる様子はない。
「私はあれをやる必要があると感じた。コンディションが100パーセントではないジエゴ・コスタを含めて、チームは一生懸命に戦っていたからね。とてもタフなゲームだったし、私も何かを示す必要があったんだ。もし誰かが怒っているなら謝罪するよ。でも、私は心の底からあれをやったんだ」
“らしさ”全開で、チームを発奮させたシメオネ。そんな闘将に導かれ、ユーベを撃破したアトレティコは、13日に行なわれる敵地での第2レグで突破を決めることができるだろうか。