マドリーの歴史でも断トツトップの退場数
レアル・マドリーのキャプテンが不名誉な記録を作ってしまった。
現地時間2月17日に行なわれたラ・リーガ第24節で、本拠地サンティアゴ・ベルナベウにジローナを迎え入れたマドリーは、25分にカゼミーロのゴールで幸先よく先制するも、追加点を奪えずにいると、65分と75分に失点して1-2の逆転負けを喫した。
前節にアトレティコとのマドリード・ダービーに勝利してラ・リーガ制覇への望みを繋いでいたマドリーだっただけに、残留争いの真っ只中にいるジローナに本拠地で敗れるのは痛恨の極みと言える。
そんな一戦で不名誉な記録を打ち立ててしまったのが、スペイン代表DFのセルヒオ・ラモスだ。
64分に自陣ペナルティーエリア内でハンドを犯し、同点弾に繋がるPKを与えて警告を受けていたS・ラモスは、終了間際の90分にオーバーヘッドを試みた際に蹴り上げた足が相手選手の顔面をかすめると、これが危険行為とみなされ、2枚目のイエローカードを受けて退場を告げられた。
現地時間2月17日に行なわれたラ・リーガ第24節で、本拠地サンティアゴ・ベルナベウにジローナを迎え入れたマドリーは、25分にカゼミーロのゴールで幸先よく先制するも、追加点を奪えずにいると、65分と75分に失点して1-2の逆転負けを喫した。
前節にアトレティコとのマドリード・ダービーに勝利してラ・リーガ制覇への望みを繋いでいたマドリーだっただけに、残留争いの真っ只中にいるジローナに本拠地で敗れるのは痛恨の極みと言える。
そんな一戦で不名誉な記録を打ち立ててしまったのが、スペイン代表DFのセルヒオ・ラモスだ。
64分に自陣ペナルティーエリア内でハンドを犯し、同点弾に繋がるPKを与えて警告を受けていたS・ラモスは、終了間際の90分にオーバーヘッドを試みた際に蹴り上げた足が相手選手の顔面をかすめると、これが危険行為とみなされ、2枚目のイエローカードを受けて退場を告げられた。
15年に及ぶキャリアでS・ラモスが公式戦で退場を命じられるのは通算25回目。スペイン紙『Marca』などによれば、そのうちの20回はラ・リーガで言い渡されており、国内リーグでの退場回数は、リーグ・アンで通算19回を記録していたフランス人DFシリル・ロールの記録を塗り替え、欧州5大リーグで史上最多となった。
マドリーにおける歴史を見ても、S・ラモスの退場回数は、次に退場数が多いフェルナンド・イエロ(12回)やグティ(10回)を大きく上回っている。
2月13日のチャンピオンズ・リーグ決勝トーナメント1回戦の第1レグのアヤックス戦でも退場となり、それが警告カードの枚数消化を狙った故意によるものではないか? という疑いもかけられているS・ラモス。それだけに今回の退場については『Marca』も次のように報じている。
「ジローナ戦の愚行によりS・ラモスは次節のレバンテ戦は出られなくなる。ただ、あくまで今回の警告による退場であるため欠場は1試合だけだ。つまり26節に本拠地で行なわれるバルセロナとのエル・クラシコには出場できる」
欧州屈指のDFであるS・ラモスだが、今回の一件で、ファンの間では“退場王”とも卑下されてしまっているようだ……。なお、以下は、5大リーグ別の退場記録保持者たちだ。
ラ・リーガ:セルヒオ・ラモス(20)
リーグ・アン:シリル・ロール(19)
セリエA:パオロ・モンテーロ(16)
プレミアリーグ:ダンカン・ファーガソン、リチャード・ダン、パトリック・ヴィエラ(8)
ブンデスリーガ:イェンス・ノボトニー(8)