35歳となった大ベテランは引退の可能性を否定!
オランダが生んだ世界屈指の韋駄天の去就が、注目され続けている。
元オランダ代表MFのアリエン・ロッベンが、約10年に及ぶ蜜月を過ごしたバイエルンを退団すると発表されたのは、昨年12月のこと。2019年6月までとなっていた契約の延長交渉を打ち切る決断を下したのだ。
2009年夏にレアル・マドリーから鳴り物入りで入団したロッベンは、ブンデスリーガ7度、DFBカップ4度、そしてチャンピオンズ・リーグとクラブワールドカップをそれぞれ1度ずつと、計13個のタイトルをバイエルンにもたらした。
今シーズンは慢性的な痛みを抱えている膝の状態もあって、ベンチ外となることも少なくない35歳だが、出場した公式戦15試合で5得点・2アシストと、まだその技は健在である。
新たな活躍の場を模索する覚悟を決めたからというもの、イングランドやドイツ、オランダをはじめとした西欧諸国、さらにサッカー新興国であるアメリカやアジアなど、様々な候補地が挙げられているが、その中にはJリーグも含まれ、話題にもなった。
しかし、退団決定から約2か月の時が流れた現在も、欧州を飛び出すのかどうかも含め、来夏以降の去就はまったくの未定。そんな中、このたびロッベンが今の想いを、英紙『Guardian』のインタビューで告白した。
元オランダ代表MFのアリエン・ロッベンが、約10年に及ぶ蜜月を過ごしたバイエルンを退団すると発表されたのは、昨年12月のこと。2019年6月までとなっていた契約の延長交渉を打ち切る決断を下したのだ。
2009年夏にレアル・マドリーから鳴り物入りで入団したロッベンは、ブンデスリーガ7度、DFBカップ4度、そしてチャンピオンズ・リーグとクラブワールドカップをそれぞれ1度ずつと、計13個のタイトルをバイエルンにもたらした。
今シーズンは慢性的な痛みを抱えている膝の状態もあって、ベンチ外となることも少なくない35歳だが、出場した公式戦15試合で5得点・2アシストと、まだその技は健在である。
新たな活躍の場を模索する覚悟を決めたからというもの、イングランドやドイツ、オランダをはじめとした西欧諸国、さらにサッカー新興国であるアメリカやアジアなど、様々な候補地が挙げられているが、その中にはJリーグも含まれ、話題にもなった。
しかし、退団決定から約2か月の時が流れた現在も、欧州を飛び出すのかどうかも含め、来夏以降の去就はまったくの未定。そんな中、このたびロッベンが今の想いを、英紙『Guardian』のインタビューで告白した。
「ほぼ10年間も、この素晴らしいクラブにいたからね。退団の決断は簡単ではなかった。ただ、僕は現役生活というものを楽しみたいんだ。望むべきレベルのパフォーマンスが出せるくらいに体調がいいと感じる限り、プレーは続けていきたいね」
この言葉からも分かるとおり、まず本人の選択肢に「引退」はなさそうである。では新天地として、具体的にはどこに候補を絞っているだろうか? ロッベンはこれについて、次のように説明している。
「自分が来シーズンどこにいるのか、僕自身も楽しみにしているんだよ。それがイングランドになるのか、あるいはスペインになるのか、その他かもしれない。一つ言えることは、どこでもあり得るということさ。もう少し待っていてくれ。様子を見ていこうじゃないか」
昨年11月27日に行なわれたチャンピオンズ・リーグ・グループステージ第5節のベンフィカ戦で2ゴールの活躍を見せたのを最後に、欠場が続いているロッベンだが、インタビューでは「僕はやり遂げる」と、復帰への意欲を示している。
「誰もが、自分の身体を大事にしなければならない。よく眠って、よく食べて、そしてしっかりとプレーする。それはごく自然なことさ。ただ今の僕には、それは厳しい仕事でもある。でも、必ずリターンできると思う。僕はやるよ。必ずね」
いまだ衰えぬ切れ味鋭いドリブルをJリーグで見たいというファンは少なくないが、はたして“稀代のドリブラー”ロッベンは、いかなる最終決断を下すだろうか。