フットボーラーとしての可能性も!? ピッチ乱入の黒猫の運動データを英メディアが“本気”で分析!

カテゴリ:ワールド

サッカーダイジェストWeb編集部

2019年02月07日

徹底的に洗い出された黒猫の動き

ピッチに乱入して、縦横無尽に駆け回った黒猫。その“プレー”を英メディアが取り上げた。 (C) Getty Images

画像を見る

 サッカーの母国イングランドならではの“分析”だ。英衛星放送「Sky Sports」は、試合中に乱入した一匹の猫の運動量を徹底的に洗い出したのである。

 発端となったのは、現地時間2月2日にグディソン・パークで行なわれたプレミアリーグ第25節のエバートン対ウォルバーハンプトンの一戦だ。3-1で後者が勝利を収めたこの試合の68分に、ハプニングは起きた。

 ピッチの右端から突如として、一匹の黒猫が乱入したのである。

 意外な“客”の乱入に、試合は中断。思わず苦笑いを浮かべる選手たちと、何とか捕まえようとするスタッフをよそに、黒猫は大胆にもピッチを横断。時折、足取りを止めては、スタンドに自らをアピールするかのような振る舞いを見せた。

 結局、ピッチの左端から逃げていったのだが、イングランドで幸せの象徴とされる黒猫の登場に、スタンドからは「そいつとサインしろ!」と皮肉めいたチャントが巻き起こるなど、このハプニングはファンの間でも話題となった。
 この一件をファニーに、そして本気で取り上げたのが「Sky Sports」だった。試合の中継を担っていた同メディアは、ハイライトで黒猫の乱入シーンをピックアップ。そして、その“プレー”ぶりを次のように分析した。

「我々は『Chyron Hego』社(スポーツデータ会社)の協力を得て、あの猫に関するデータ分析をやってみた。そこで分かったのは、あの猫はピッチ内の354.42メートルをカバーしたということ。そして、最高時速は25.73キロだった。

 その速度は、クルト・ズマ(エバートン)の34.68キロ、アダマ・トラオレ(ウルブス)の33.43キロには及ばなかったが、ウルブスの守護神であるルイ・パトリシオの25.03キロよりも速いことが分かった。もしかすると、フットボーラーとしてキャリアを築くことができるかもしれない」

 この“おもしろ分析”にファンも反応。「Sky Sports」のツイッターには、「俺が思うに、(ピーター・)クラウチよりも速かった」や「最高品質の報道だ。これを求めていた」といったコメントが寄せられた。

 こうした乱入ハプニングもスルーすることなく、ジョークをまじえつつも、データ解析で本格的に取り上げるあたりは、さすがサッカーの本場と言えるかもしれない。
【関連記事】
「会いたくない。二度とごめんだ…」プレミアリーグで試合を中断させた不吉すぎる“招かれざる客”って?
「活動資金はゼロだった!」「日本戦はカタールがいなければ…」アジア杯でイランを率いた智将が衝撃告白!
「超キマってる!」 サッカー界屈指の“オシャレ番長”が選んだ最高のユニホームは日本代表のあの一枚!
「カガワ旋風だ!」「スターとして輝く」 2ゴールの鮮烈デビューを飾った香川真司にトルコ紙も熱狂!
中島翔哉、契約期間は4年半で背番号は10に決定! 会見で「カルチャーショックはないです」と笑顔で語る

サッカーダイジェストTV

詳細を見る

 動画をもっと見る

Facebookでコメント

サッカーダイジェストの最新号

  • 週刊サッカーダイジェスト 今年も決定版が完成!
    2月15日発売
    2023年シーズン
    Jリーグ選手名鑑
    全60クラブを完全収録
    ハンディ版も好評発売中!
    詳細はこちら

  • 週刊サッカーダイジェスト いよいよ再始動!
    3月23日発売
    欧州組集結でどう変わる!?
    新生日本代表
    ニューガイドブック
    Jクラブ戦術“魅力度”ランクも
    詳細はこちら

  • ワールドサッカーダイジェスト 2026年W杯へリスタート!
    3月16日発売
    3年後への新たな戦い
    FIFAランク
    上位100か国
    最新スカウティングレポート
    詳細はこちら

  • 高校サッカーダイジェスト 高校サッカーダイジェストVol.38
    1月13日発売
    岡山学芸館が初優勝!
    第101回高校選手権
    決戦速報号
    全47試合を完全詳報
    詳細はこちら

>>広告掲載のお問合せ

ページトップへ